歌声飲茶
![]() お昼はここに決めた |
大龍鳳号菜茶樓 こんな路地でも石畳がきれいです。 飲茶ができます。お店の中にはいると、湯気の上がった小さなセイロがたくさんありました。点心の中身はひとつずつ違います。本当はメニューの中から選んで運ばれてくるべきものなのですが、漢字のメニューがさっぱりわからなかったので、セイロのところまで出かけることにしました。 神経衰弱ゲームのごとくセイロのフタを開けては気に入ったら「これ!」、嫌ならフタをするの方法で注文しました。私たち嫌な客やったでしょうか。 |
![]() おっちゃんの酢豚丼がおいしそうです |
お一人様で食事をしている歯の欠けたおっちゃんなどは、一品モノのご飯メニューを注文しておられました。酢豚丼が色鮮やかで美味しそうでしたが、今回は他人のテーブルを指差して「あれにします」というのはやめました。おっちゃんが殴りかかってくるような気がしたからです。おっちゃんは本気で食べていました。 |
![]() 緑色のエビシイタケシュウマイが絶品でした |
セイロで神経衰弱をした結果、とびきりおいしい海老シューマイにあたりました。ぷりぷりです。おかわりをしようとかなりの数のセイロのフタを開けましたが、緑のエビシイタケシュウマイにはついに出会えませんでした。小包子はおいしそうにみえたけど、お口にあいませんでしたの。甘い鶏肉まんはイマイチでした。 追加でもらってきた魚のシュウマイ。まあまあ。 暑い時期なのに、まわりはみんな熱いお茶を飲んでいます。そうでした。飲茶を忘れていました。私たちにも早く持ってきてほしいとカイヤのごとく訴えました。最後のレジでわかったことですが、お茶は別売り$9でした。 帰国してからガイドブックで知ったのですが、そこは広東オペラを聴きながら点心をつまめるお店でした。歌うのはセミプロと素人だそうです。オペラの時間だけはチャージ料が3パタカだとか。オペラが始まるのは午後3時です。私たちは午後1時ごろに入りましたので、オペラのにおいはしませんでした。もしかすると、表のポスターは素人オペラのポスターだったのかもしれません。 |
全部で38HK$ |
支払い前の伝票です。お茶$9を含めて$47。700円です。 メニューも伝票と同じレベルの中国語でした。これを読んで注文できますか?私が読むのはあきらめた訳がわかってもらえると思います。右のカッコは後から注文したものなので、魚のシュウマイの名前は順徳鮫魚球らしいです。甘い肉まんは蜜汁又焼包です。どうりで甘いわけです。 一番下の行に、午後にオペラサロンが開かれているときは、点心が3元(3$)割高になります。一品おかずは5$の加算です。帰宅してから写真を整理して気づきました。 |