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オイルサーディン(エスカルダ)

 

オイルサーディン

こんなおいしいイワシを食べたのは初めてです。7年間、オリーブオイルに漬けたと店長がおっしゃっていました。イワシのまわりの液体は煮汁ではありません。唐辛子がピリっと効いていました。大きいけれど前菜です。

 

チョリソー

こういう使い方をする道具だったんだ。

最初にマカオに行ったとき、上部が網になっていて耐熱陶器みたいなレンガ色の焼き物がお店に並んでいるのをみつけたんです。灰皿でもないようだし、どういう使い方をするものかとても気になったんです。

チョリソーは豚肉のソーセージのこと。食卓であぶったあと、盛り付けてくださいました。おいしいんですけど、日本のソーセージよりも塩が効いていて全部食べ切れなかったんです。すると、なにか不都合があったかとテーブルにこられました。事情を説明したら、これはパンにはさんで食べるとちょうどよくなるんだとのことでした。(とおっしゃったように思います、英語だから)

  

  

海老のマスタードクリーム(左)とポークチャップマンゴーソース(右)

数あるメインメニューの中から海老のマスタードクリームソースというのを選びました。おいしいです。絶品。次に行ってもまた食べたいと思うくらいに。

もう一品はポークチャップマンゴーソースです。こっちは一回味を知ればもういいです。決してまずいというわけではありません。美味しかったんですよ。

仕上げのエッグプディング

いわゆる焼きプリンですよね。これを食べるために、もう一度お店に行きたいと思いました。近くに牛乳プリンのお店がありますが、あんなのとは格が違います。しかも300円なのです。レシピが知りたいです。

 

 

階段を上がって右側のライトアップしたところ(階段左が公衆トイレと郵便局)

郵便局の隣り、セナド広場の裏側に階段があります。(階段の下は公衆トイレです)その階段を上がったところがエスカルダで、英語の通じるお店です。

マカオの街中のレストランとしてはサービスの整ったお店ですが、ソフトドリンクを注文すると、缶とストローがでてきます。そのほうが安心だということでしょうか。大陸的です。コカコーラは北京オリンピック仕様でした。

絶品をしこたま食べて二人で6000円也。
マカオ庶民が入るような店ではありません。
チェックです。参考までに。

 

ピンボケで申し訳ありませんが、メニューの一部です。メニューはポルトガル語、漢字、日本語、英語の4本立てなのでたとえ日本語が怪しくとも、漢字と英語でカバーできます。

Cakeはここでは丸めたお団子という意味になるのかしら
croquette(croquet)はフランス語で押しつぶすという意味です。すなわちコロッケ。
コルゲットはないでしょう。せっかくカタカナで書いてくれるならポテト&ミートコロッケって書いて欲しかったです

バカリャウのコロッケはおすすめです。

この店では、バカリャウ料理だけでメニューの一ページを埋めるだけのレパートリーがありました。バカリャウっていったい何なのさ?「馬介休」は当て字ですよね。ポルトガル語で干しタラのことだそうです。バカリャウを使った料理は本家ポルトガルの郷土料理でもあり、従弟国ブラジルの郷土料理でもあります。

タラを蒸してつぶします。つなぎに溶き卵と片栗粉(ここが大切!)を加えて、茹でつぶしたジャガイモとともに混ぜ、お団子にして揚げたものがバカリャウコロッケです。パン粉も小麦粉も使いません。揚げ油の中で散らないようにするため、片栗粉を忘れてはいけないのです。味付けは塩胡椒ナツメグです。刻み玉ねぎと刻みパセリも入っています。

メニューをゆっくり眺めますと、料理の値段は日本の郊外のレストランとあまりかわらないと思います。一品ものは一皿1500円〜2000円。前菜は700円〜1000円くらい。

 

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