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ギア灯台とギア教会

 

たかが灯台のくせに、クリーム色の装飾は教会と一体化しています
教会内部のフレスコ画は400年前のもの。灯台は150年前に建てられました。

ターボジェットでマカオに到着した時、最初に目につく建物です。絵に描いたような灯台と礼拝堂。海抜90mでは山ともいえませんが、この丘には東望洋山という名前がつけられていました。東側に海が見える丘です。朝日が美しいと思います。灯台は今でも現役で稼動していました。

丘の東向こうは『海』です。

フレンドシップ橋とフィッシャーマンズワーフ

大砲がオブジェとしてすえつけてありました。昔は要塞だったんです。下をのぞくと今ではフィッシャーマンズワーフとかマカオグランプリの観覧席とかが見えますが、そこは埋立地なわけで昔は湾だったんです。オランダから敵がくるところです。だから、ポルトガルの要塞になっていました。

海とは反対側の方を見下ろすと、絵本にでてきそうな墓地が見えました。地図で確かめると聖ミッシェル教会と墓地のようです。カソリックの教会は、おとぎ話のような雰囲気があります。ぜひぜひ立ち寄ってみたかったのですが、この日の午後には帰路につく予定でしたので上から眺めるだけになりました。聖ミッシェル教会はロウ・リム・イオック公園の近くにあります。

丘には灯台の隣りに小さな小さな礼拝堂がくっついていました。小さいし、タクシーの入れないような丘のてっぺんにあるから、誰も来ないだろうと思ったら、西洋人に大人気のポイントでした。内部はフレスコ画の保存のため、空調が整えられ、手厚く保護されていました。

天子様の絵なのですが、色が朱色だし、天子様のお姿もどことなく中国人に見えます。

背景の植物もアジア的。

 

天井いっぱいにアズレージョみたいな絵が描かれていました。

 

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