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リラウ広場

 

リラウ広場が何ぞや?というテーマになら、何行も書けます。半島の先っちょにあり、湧き水が出るところで、それゆえにマカオでも早くからポルトガル人が住みついた場所です。

現地語で書くと亜婆井前地。前地は広場の意味です。訳すなら「お婆さんの井戸広場」という意味。伝説では、ここの井戸の水を飲むとマカオから離れられなくなるとのこと。訪れてみると、その井戸は壁面からこんこんと湧き出す水になっていて『飲めません』というプレートが貼ってありました。興ざめしました。飲んだらお腹をこわして帰れなくなってしまうのでしょう。大きく茂る木はガジュマルの木だそうです。

広場を囲む一角に小じゃれた民家が建っていました。隣は外装工事中でした。この南欧風のお宅は、リラウ広場にぴったりマッチしていて、リラウ広場の写真とともに必ず写り込んでいます。今年は格子窓に赤いテントがかけられていますが、白壁に黄色のペイントだけの写真もあり、決して気を抜かないという意気込みが感じられるお家でした。

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