第一弾の開花が終わり、第二弾がはじまります(2007.7.18)

あとから上がってきた2輪が順調に育ってきています。

そのうちのひとつが今にも咲きそうです。

例年ならこれで終わるところですが、ことしはまたまた新たに2つのツボミが上がってきました

これらも咲いたら11輪になります。新記録更新です。

蓮池薫(2007.7.4)

前言撤回します。蓮はむんむんと薫ります。7月4日は朝4時すぎから6時30分まで観察をしました。

4日の朝は3つの花が開きました。5時をすぎて、あたりが明るくなってきたころです。

最初は撮影するときに花の上に顔を出した時だけ、甘い匂いが鼻腔をくすぐるだけでした。

そのうち、傍らのベンチに座っていてもその薫りが漂うようになりました。

バラにはおよびませんが、バラと同じグループの艶っぽい香りです。

薫りから離れても、まだ薫っているような気がする悩ましい香りです

 

蓮の開花にはふたとおりがあることもわかりました。

初日は中心からチューリップのようなカップ型に開き、翌日しっかりと咲く型と

ガクが最初に開き、外側から順次開いて初日に咲いてしまう型です。

どちらも中心の花びらが開くときにひっかかったら、はらっと開きます。

ひっかからなければ、ゆっくりじわじわと開きます。

 

絶対に ポンっ という音はしません

今年は素晴らしい(2007.7.3)

蕾がひらく瞬間をみた。はらっ という感じでいきなり先っちょが2pほど開いた。

ポン とはいわなかった。まちがいなく開く音はしない。

だがじわじわと開かず、瞬間にぱっとひらいたので音が聞こえたような気になってもおかしくはない

蓮の花に顔を近づけると、甘い蜜のような匂いがする。

薫るほどの匂いではない。何かにおうかと問われれば甘いにおいがかすかにすると答える程度。

何日かかって開花するのか(2006.6.21)

今日またひとつ、あたらしいツボミをみつけた。これでツボミは3つ。

茎の伸び方はまるでアスパラガスのようにまっすぐ素直。

ことしもツボミができた(2006.6.18)

葉は毎日、一日の中でもみるみるどんどん大きくなります。

前日夕方には姿のなかった小さいつぼみが、朝には二つ顔をだしていました

変化は一挙にやってきた(2005.6.25)

雨続きで4日ほど蓮池を見ていなかった。

何気なしに蓮池を覗いてみると待望の花芽が、ひいふう・・・4つもついている。

明日咲くチューリップのような形だった。

タイでお供えしたハスの花はこれくらいだったから、明日あさってには開くものだと思ってしまった。

よくみると、水面から新たな花芽が2本上がっている。

毎日観察して出した結論は、25日に発見したツボミは1週間前に出現しただろうということだ。

うかつだった。

 

蓮の花は咲くときにポンっと音を鳴らすのか?

たぶん鳴らさないだろうと思う。

幾重にもたたまれた花びらを数時間かけてゆっくりとほころばせ、初日はチューリップのように
思わせぶりな開花のそぶりをするだけである。

音をたてて開くには勢いよく、且つ大胆に早く開かねばならないのではないだろうか?

 

ハスは4日咲くというが、2日目の気品ある誇らしげな咲き方をみると、4日目の無様な格好は心痛くなる。

まるで人生そのものをみているような気さえしてくる。

その後、蜂巣がだんだん成長していくと、また美しい姿に復活するからハスとは不思議な植物だ。

わずかに変化アリ(2005.6.2)

5月18日ハスは富栄養(にごった水)を好むとの文献を発見したので、マコ、骨粉、鶏糞を播いた。

5月31日小さな虫が無数に沸いてきたのでメダカを7匹放った

6月2日水面をびっしりと葉が覆ったので、そろそろ葉が立つタイミングがやってきた。

三回目の春(2005.4.30)

今年は春の訪れが遅く、4月に入ってからサクラは開花した。ハスの発芽も昨年より2週間ほど遅かったが、そのあとは昨年と同じペースで成長しだした。数える気にもならないほど無数に芽があがっている。

ふりだし(2004.9.27)

ようやく、水面の殆どを小さな浮き葉が覆うようになった。

ふりかえってみると、この葉の育ち具合は、ちょうど今年の5月の中旬と同じである。

発芽が4月初旬だから発芽後40日と考えると、移植して40日後の成長がちょうど一致する。

年中常夏ならばこのまままた成長が進むのだろうが、近畿ではこれから木枯らしの季節。

また来年を楽しみに冬を越そう。

蓮根(2004.8.21)

先週、この目で確認できなかった蓮根が気になって仕方ない。土を入れ足す時に、もう一度堀上げて複数の蓮根が育っているのを確認した。発芽して2日ほどの新しい芽もあった。

先週はあわてて移し変えたが、水槽がいままでの二倍になったのに、床下収納庫に入っていた土を移し変えただけでは土の量が足りないので、つぎ足す必要があったのだ。

この季節の田んぼは稲が生育中なので、泥を取りに行くわけにはいかない。またタニシと格闘しなければならないのも、うんざりである。だから、休耕田の土を入れることにした。

蓮根は思っていたより(太いボールペン)もずっと太く、キュウリくらいだった。また、複数の立派な蓮根が育っていた。ひと粒の種からひとつの蓮根が育っていくものだと勘違いしていた。どうやら根が大きく複雑に広がっていった先に、蓮根が誕生するのだ。

水漏れ(2004.8.14)

この一週間、水の減り具合はますます激しくなって朝入れた水が昼には干上がっている状態だった。

お盆のお供えにいちばん大きなりっぱな葉五枚をちぎりとった。

葉の数が減ったにもかかわらず、水が減り続けたので水漏れを疑った。

水槽ごと堀上げてみると、底のほうからじわじわと水が漏れていた。

まだまだ日差しはきつく、一刻の猶予もないので、そのヘンにあった浴槽を埋め込んだ。

不在の間に移植されていたので(不覚だった)、画像はないが、伝え聞く話によると蓮根はか細くちょろっちいものだったそうだ。三色ボールペンのような太さで20cm、途中にくびれがあったとか土で見えなかったとか、そのヘンになると記憶が怪しくなってくる

読者の方から「蓮根で株分けするには3年がかかる」と教えてもらったことがある。

そのとおりだった。

移植さえうまくいけば、来年には食材として通用する蓮根が育ちそうだ。(食べませんよ)

ああ花芽(2004.7.19)

葉だけは立派に成長したので、お盆がいつ何どきやってきても仏壇の飾りに使えます。

あまり葉が茂りすぎて傘のようになってしまったので、雨水が池に溜まらず蒸散するだけになってしまいました。

数日観察を怠ると、水が干上がって土がむき出しになってしまいます。

順調に生育(2004.7.10)

池の水は熱気でどんどん蒸散するのに、葉が雨傘のように開いているので雨水は溜まらない。

干上がりそうになったのでバケツで水を2杯、補ってやった。

お盆のお供えに充分すぎるりっぱな葉である。

順調に生育(2004.6.21)

六月にして昨年八月の状態に育った。手のひら四つ分の葉が三枚。

一枚の葉が欠けているのは、葉芽のときに愛犬がかじったせいである。

ザリガニはあと一匹水の中にいるが、おとなしくしているので放っておくことにする。

他所で蓮の花が咲いたと言ううわさをきいた。葉っぱで喜んでいてはいけないのかも。

葉っぱのなぞ(2004.5.26)

タニシは消えた。でも葉は誰かに食べられている。

芽が水没しているあいだに先っちょを食べられてしまっているようだ。

そして、水面に浮かんでいるときはフチの方から直線的にがりがりとやられる。

タニシの場合は葉の中央から穴があいていた。

ザリガニって食べるものがなくなると、葉っぱを食べるんかな?

ざりがに効果・その2(2004.4.29)

ザリガニが脱皮してザリガニらしくなっているか確かめたかったので

もういちど、水を抜いた。

ザリガニは一匹しかみつからなかった。

ザリガニどうしで共食いするのだろうか。

そもそも、こいつはハサミが小さすぎる。本当にアメリカザリガニなのか?

ハスの茎をちょきん!としないのだろうか。

ざりがに効果(2004.4.22)

壁面のタニシはすっかり消えた。

こうなると気になるのは4匹のザリガニ。水を抜いてザリガニを調べた。

2匹のザリガニが活発に動いていた。

泥の中にもぐっているのでよく見えないが、たぶん2匹しかいない。

入れてから脱皮したヌケガラを二回みつけた。ヌケガラと思っていたが、死んで中身を食べられた残骸だったんだ。

芽は10以上。どれも葉は直径5cmほどで葉緑素も満足に生産できないような色をしている。

芽は6つ(2004.4.18)

次々と新芽が水面に顔をだしてきた。

一番先に顔を出した葉は丸く開いたその葉は幼く

昨年のような勢いはまだない。

ざりがにを入れた(2004.4.13)

湧くようにでてくるヒメタニシが脅威だったので、小川でざりがにを四匹とってきて放した。

体が小さく、黒褐色をしているので日本ザリガニだと思ったが、アメリカザリガニの幼体かもしれない

盛んに動いているらしく、池の水が泥でにごっている。

翌日、さっそく脱皮したヌケガラをみつけた。

カエルも一匹住んでいるので、ボウフラはカエルにお願いすることにした。

新芽が出た(2004.4.5)

今年初めての発芽である。

根は生きていた。今年はどこまで育てられるか、楽しみだ。

気がかりがひとつある。去年、苦しめられたタニシも見事に復活している。

画像の新芽の右後ろにも一つうつっている。繁殖しないうちに、つぶしていくことにする。

ヒメダカは消えた。カエルの死骸が2体沈んでいた。

冬越しの準備(2003.10.30)

葉の勢いは9月初旬がピークだった。

秋になると新しい葉は芽吹かず、やせていった。

そろそろ冬越しを考えなくてはなりません

京都天竜寺でみた蓮池は露天だった。

あの池では霜、積雪対策などとっているようにはとても思えないから大丈夫だろう・・

うちの蓮もたぶん、地中に埋めてあるので凍てつく心配もないだろう・・

と自分で自分を安心させたが

蓮が霜や木枯らしが好きなわけがないと不安になった。

そこで、へたくそながらマルチングで覆ってやりました。

ところで、ヒメダカはどうしているのだろう?

猛暑がおそう(2003.8.7)

8月に入ってから、遅い夏がやってきた。

蓮にとっては絶好の生育季節である

蓮の葉は水をはじく性質があるが、ひだの凹部など、水に水没しているところは、葉の色が黄色に変色している

放したメダカが陽のあたるところを探さねばならないほど、葉がしげってきて

最後にはえた葉が、水面よりたちあがってきた。

タニシはほぼ、消えた。やはりタニシにも繁殖のシーズンがあるようだ。

タニシには打ち勝った(2003.7.27)

タニシに気づいてからは、葉を全部食い荒らされるということはなくなった。

繁殖の季節が終わったのか(田の稲の根元にたかるタニシもいなくなった)

今朝は8匹つぶしただけで終わり、毎朝100匹近いタニシを駆除する作業は必要なくなりました。ハレルヤ

最初はつまんで川に放してやっていたのですが、数も多いし憎らしくなってきたので指でつぶしていました

葉の表面にナメクジのはった跡があるのが気になる

タニシを駆除せねば・その2(2003.7.11)

実は右上の7月7日の2枚の葉っぱは、6月末に撮影したものだったのです。

その葉が7月11日の左側の2枚なのですが、すでにぼろぼろにされてしまいました。

タニシさえいなけれ60センチ角の池は蓮の葉でいっぱいになっていたのに・・

 

早朝になると、壁面にびっしりとタニシがついています。

やはり、大きいタニシは運動量も多いのか、葉の裏には大きなタニシがびっしりです。

大きいといっても大きいので5ミリ以下の小さな品種で、小さいのは砂場の砂粒程度です。

ここ数日、タニシと格闘して気づきました。タニシって泳ぐんです!

壁面から葉の裏へつたうのでもなく、地中から茎をつたうのでもなく、

水面を浮遊して目的地へたどりついたらすっぽんのようにくらいつくのがタニシです

水連は水面に葉が浮きますが、蓮は水面から離れて葉が立ち上がるのだそうです。

そして、立ち葉の次に現れるのが花芽なのです。

絶対量として数枚の浮き葉を作らなくてはこの先進まないようなので、毎朝タニシ駆除に精魂そそぎます

タニシを駆除せねば・その1(2003.7.7)

きれいな新しい葉が開く頃には、古い葉は虫食いでぼろぼろになっています。

葉の裏をひっくりかえすと、小さなタニシがびっしりはりついていました。

葉を食う犯人は虫ではなくタニシだったのです。田んぼの泥なのでタニシも当然住んでいましたが、こんな悪さをするとは思っていませんでした。

ペットショップでは、水槽の壁面を掃除するからと大事にされていましたが

実は蓮の葉を食う悪いやつだったのです。

ボウフラがわかないようにヒメダカを10匹放したので、殺虫剤を使うわけにはいきません。

手でとりのぞくしかないのだろうか・・・

あとから植えた芽は死んだかも(2003.6.12)

推測するに、大きな葉は本葉で、5月中にでた浮き葉とよんでいたものは双葉だったのかもしれません

本葉の出たほうは今でも存在しますが、あとから植えた方はなくなってしまいました。

葉の大きさは一回りおおきくなり直径5cmくらいです。

一株消えてしまいましたが、生き残った株に新しい葉がでてきそうです。

虫に食われて葉がぎざぎざです。

カエルも2匹住み着いて、ビオトープのようになってきました。

網を張って大きな虫が水面に落ちないようにするべきでしょうか?

一株だけ定植しました(2003.5.18)

元気のいいほう(隣までのびて、きれいな黄緑色で大きな葉をつけた)をとうとう、定植しました。

あさの屋外の泥池の水温は、室内の水温より低めです。

これが病気にならなかったら、もう片方も植えつけます。

畳半畳の床下貯蔵庫に直径3cmの葉がいちまいだけ浮かび、はかなげです。

残りの葉は水没してしまいました。

そろそろ定植する時期かも(2003.5.18)

味付け海苔の空き容器では、手狭になってきました

そろそろ泥池に定植してやる時期かなあとおもっています。

5月も半ば、もう霜のおりることもないでしょう。でもここ数年の気候は変だから・・

素敵な名前(2003.5.8)

北朝鮮拉致事件で有名人になった蓮池薫さんってなんて素晴らしい名前なんでしょう!

昨年帰国時のニュースを聞いたときにはなんとも思いませんでしたが、蓮を育てているうちにそう思いました。

お兄さんの蓮池透さんも素敵な名前ですね。これ以上の名前はないと思います

私なんか旧姓も改姓してからも有機的な姓なので美しい名前がうらやましいです。

 

生命発見!(2003.5.3)

水中をくねくね動く線状の浮遊物を発見!

ボウフラかと思ったが、一体だけ成長の早いものを見てカブトエビの幼虫だと判明

昨夏読んだ、カブトカニの本のことを思い出した。

乾燥中は卵で越し、水が入ったら孵化するそうです。大賀ハスみたいな動物ですね。

だめかと思いました(2003.4.25)

泥に仮植すると、ひとつのほうの芽の先が縮んで枯れてしまいました。

あつかいが乱暴だったのかも・・とがっかりしていましたが、もうひとつ第二の芽がぐんぐん成長してきました。

元気な種にも第二の芽が現れました。

芽が折れ曲がってくるのは水の深さが足りないのでしょうか?

ロータス1-2-3って表計算のソフトでしょ?(2003.4.17)

ハスは英語でLotusなんですって。

ロータスというとあの有名なロータス社の表計算ソフト「ロータス1-2-3」ですよね。

実は、ロータス社の創業者が仏教徒なので、仏教のシンボル花ロータスを社名に選んだということだそうです。

納得!!

ハスの花を育ててみませんか?(2003.4.14)

この言葉に心を動かされたのは、好奇心だけではなく、昨年でかけたバンコク旅行の影響もありました。

日本の国ではハスの花は「お盆の時だけ店頭に並ぶ花」のイメージがあります。

タイの国では「ハス」「蘭」「ジャスミン」の三つが町中に溢れており、中でもハスはお寺参りの日常の花なのです。

蓮の花のつぼみとお線香と金箔を持ってお寺に参ります。

ところがインドでは結婚式、披露宴で最高の花として飾られいるとのことです。

蓮の花は汚泥に清らかな花を咲かせるので、蓮華に勝る花はないとして尊ばれているのです。

蓮(蓮華)はスイレンとは少し違います。

スイレンも蓮もスイレン科に属しますが、葉に切れ込みのあるのがスイレンです。切れ込みの無いのが蓮です。

根はレンコンとして食用にされます。

蓮は「蜂巣(はちす)」の略で、 実(種ののったところ)が蜂の巣に似ていることから名づけられました。