潰すよ
『ゲームセット、ウォンバイ立海切原っ!!』
こんのクソガキィ
「先輩・・・茶ァ」
「ん」
そう言って赤也にお茶を渡すのはいつものことだし
別に如何とか思っていなかったんだけど
今日だけは許せん。
「ん?・・・何スか、人のほうジロジロ見ちゃって」
お前のせいだ
なんて言えるわけがない
「否・・・別に?」
「んなわけねーっしょ?
そーんな怖ぇー顔でコッチ見てるんスからね」
指を指して私に言ってくる奴・・・
「・・・アンタが」
「ん?」
「アンタが私の憧れだった先輩を6−2で倒しちゃったから」
しょうがなく言ったのに
アイツ・・・・・・ムカつくぐらい呆れてやがるっ!!
「うっそ・・・」
「嘘じゃなくって、マジ」
溜め息まじりに私は言った。
そのとき、赤也が少しションボリしているように見えたから
軽く元気を出させようとしたのに
「じゃぁ・・・きっちり6−0で潰さねぇといけねぇっスね」
「・・・・はぁ?!」
「よぅっし。俺もう一回試合やってきますねっ!!」
「ぇ、ちょ・・・待ってよ!!」
赤也の潰す癖・・・直せる人いないのかな?