生意気なガキ
「・・・ウゼェッ!!」
ドシュッ
「・・・・・・・・・・・チェンジコート」
不機嫌な声で、私は言った。
本日はテニス日和・・・のはずでした。
久々に赤也とジャッカルの二人とでテニスコートにやってきたはイイものの。
何・・でよ。
赤也が怒ってる。
つか、荒れてるよ。
「頑張れ、ジャッカルー」
「お前・・・人事だな」
「あたり前」
まぁ、理由は大体知ってる。
昨日、赤也が他校の子と無断で試合やって、負けて・・・。
ついでに真田に殴られたらしい。
けどさ、何も今日まで荒れなくても・・・。
「赤也の機嫌・・・直んない?」
「無理だろ?」
「あー。所詮ジャッカルだもんね」
「何っ?!!」
審判台の上で私は足をブラブラさせる。
ジャッカルは強い。
けど、赤也はそれ以上に強い。
しかも、今日の赤也は本気寸前。
いつも以上に強くて、ジャッカルなんか即勝ちできる。
「ぁー・・・ジャッカルゥ。頑張ってぇんv」
「・・・・・・・・・ハイハイ」
「何、その間っ!!」
「せぇーんぱーい・・・早くしましょーや」
赤也君のご登場。
「どうっせ、俺が勝ちますから」
ギロリと睨んでくる。
いつもの赤也以上に・・・ムカツク。
生意気・・・・・。
昨日、赤也に買った年も生意気だったらしいけど、コッチの方が生意気。
とりあえず・・・こいつには負けたくないっ!!
「いけ、ジャッカルッ!!」
「おれかよっ!!」