部長不在





パァン パァン


今日も立海大テニス部のコートの中からはボールを打つ音が・・・


バッコッーン


「?!・・・・また赤也?!」


人にボールが当たった音がしたので
コレは赤也がやったことだとすぐに気がついた。


「何度目かなぁ?」
「だーってあの人つぇーし」
「だからって!!・・・・・・っ?!」


赤也ばかりに気をとられていても駄目だ。


「ちょ・・・丸井ブン太!!」
「んだよ?」
「まぁた、お前もお菓子?!しかもジャッカルに買ってこさせたでしょ?!」
「別にいーじゃん?」


駄目!と言ってもこいつだって言う事を聞くような奴じゃない。
お菓子を持ったまま放さないでいやがる。


「マジで・・・・・ぁ、柳生?」
「丸井君も大概にしなさい」


柳生が来てくれたのはマジで助かった。
丸井からお菓子を取り上げる事ができたし・・・。


「ドモ」
「いえいえ。そんな・・・お礼にも及びませんよ?」


ニッコリ笑って、手は私の腰へきやがった。
その後すぐに鈍い音と共に柳生の頭にはこぶが出来た。


「仁王君っ!!」
「ちょいと来るの早いぜよ」


そぅ、先程のは変装していた仁王。
今仁王の姿でやってきたのが、柳生本人。
喧嘩するほど仲が良いとは、コイツラのためではないかと私は思う。


「ぁ・・・仁王・柳生はコート空いたっぽいから入って!」
「「は?」」
「私は真田君のあれ止めるの!!」


なるほどと二人は納得してくれた。
そして、私は走って真田君のところへやってきた。


「真田君もいい加減にして!一年生とか怖がってんでしょ?!」
「強くするためだ!!」
「もぅ、強くなってもらうのはいいんだけど、教え方がおかしいよ!!」


ぁー。もぅ兎に角忙しいったりゃありゃしない。
柳はそこで見てみぬふりをしないでよ!!
マジで、幸村部長!!早く帰ってきてよぉー!!!!!!!!!