?!!」










57.女子トイレへ逃げる事は不可能ですか










まさかまさかの、君が後ろのドアの方に見えまーっす!
ヤバイ、と思って私は教室から出てトイレに走った。
まさか女子トイレまでは来れないし・・・。
だけど、トイレに着く前に私はに捕まった。
そしてそのまま屋上に連行された。
ついでに、面白がって赤也君と雅治も来ちゃったよー?
見せ物じゃないっつーの。



「どういうことだよっ!!」



キーンと耳に響くの声。
あーもう、あんたも成長期なんだからもっともっと声低くしてよ!!
でなきゃ耳の鼓膜が破れるっつーの。



「どういうって・・・暇つぶし?あ、ゴメン、否でもマジだって!!!」



の殺気に、私は慌てて言葉を訂正しようとした。
だけど、訂正なんか出来なかった。
だって、マジの事しか言ってない!!



「・・・で、どうやって裏口入学したの?」
「やだなー。普通だよ普通」
「・・・」



ジーっと見てくる
あ、信じてないなこいつ。
私はそんなを納得させるために、何かを言おうとする。
その前に溜め息を一つ。



「・・・試験した」
「・・・で?」
「勿論合格に決まってんジャン?」
「お金の話してんの!!」



ガシャン、とフェンスを叩いた。
そんな荒れているを見て、雅治あたりが口笛を吹いていた。
あー、これ以上を怒らせないで欲しいわ。
被害は全て私なのよ!!
悲劇のヒロインに全てがぶつけられるのよ!!



「・・・かりました」
「煤H!!」
「・・・センセーに」
「・・・・・・・・は?」



その言葉にがすっとうきょうな声を出した。
ヤバイ・・・。
今の声、面白すぎる。
録音して目覚ましにでもしたいぐらい、面白かった!!



「卒業するまでにね、残せってさ」
「何を?」
「んー、成績」



ニパ、と笑ってやった。
そしたら、に殴られた。
何故に・・・!!!



「何故殴る、少年!!」
「否、なんとなく?」
「何となくで殴られてたらこっちの身が持たないよ!!」



ぎゃぁぎゃぁ、と姉弟喧嘩ってのが勃発してしまった。
これはきっと歴史の教科書の片隅に残ってしまうかもしれないような喧嘩。
数分間、息継ぎOKの喧嘩。



「・・・お前ら、いつまでそうやってる気じゃ」



コンコン、と軽く頭を叩く音。
私とが雅治に一発ずつ殴られた。



「だって、ねぇさんが・・・!」
「ぬぁに?!!が悪いんでしょうが!!」
「だから、それを止めろっちゅってるんじゃっ」



アホかお前ら、と言われた。
アホはだけで十分です、と言おうとしたけど止めた。
これ以上、喧嘩の原因増やしたくないし。
まぁ、私ったら何て気のきくお姉さん!!



「ってか、さーん?」
「ん?」
「成績残せって、どんくらいのレベルなんすか?」



そう赤也君が聞いてきた。
うーん、と唸った私は思い出していた。
先生がどっかの学校の名前を言ってたんだけどなぁ・・・。
必死になって考え出すが一向に出てきそうにない。



「・・・わからん」
「なっ?!!」
「・・・うーん、一応国立っぽい名前だったんだけどな」
「国立っぽいってどんなんじゃ」



ボソリと雅治がツッコんでた。
でも無視。
雅治と喧嘩しても、確実に負けれる自信がある!!
あ、そんな自信があっても意味ないよーとか言わないでね!!



「ちゅーか、はそんなに勉強できるんか?」
「え・・・あ、適度に?」



クエスチョンマークつけるなよ、自分。
否、でも自分が勉強できるかどうかなんか解んないもん。



「マジに出来るのかよ・・・」
「聞こえてるよ、君」



ニッコリ笑んでを見た。
だけど、はすぐさま私から目線を逸らした。
くっそ、帰ったら覚えとけよ!!



「ま、次の試験の結果を楽しみにしとるけぇの」
「あ、俺も俺も!!」
「え、赤也君も見るわけ?!!」
「当ったり前じゃないっすか」



ニコニコしながら私を見てくる赤也君。
わぉ・・・!
笑顔がすっごい素敵だね!!
否でも、点数とか見て欲しくないです。
まぁ、断ったところで無理だろうけどね。
赤也君の目がマジだもん。
はぁ、と小さな溜め息をついた。



「あ、そうそう。?」
「んぁ・・・?」
「クッキー、美味しかった?」
「あー・・・うん・・・・・・・・」



と、そこでの頭の上にクエスチョンマークが出現。
そして、10秒ぐらいの沈黙。
その間、私はニッコニコしてました。



「・・・あれ、もしかして・・・・・?!」
「わ た し か ら」
「ふざけんなーっ!!!」















★後書★
とりあえず、そんな感じ。
どんちゃん騒ぎ好きだなぁ。
ていうか、この人一応幽霊ですけど?笑