「おやすみー!」
39.2度目のおやすみなさい
の部屋まで全力疾走した。
そして、部屋に入った瞬間ベッドにダイブして、布団の中に入った。
そう、布団に包まったって事。
「ねぇさんっ!!」
バンッ
おもいっきりドア開けてやってきたよ、あの子!!
っていうか、そんな大声だして親に見つかっちゃうよー?
一人芝居やってる馬鹿な子に見えちゃうよ!!
「ちょっと、さっきの何なんだよ!!」
「私はもう寝てるの!!」
「起きてんじゃんか!!」
そこははっきりツッコむんだ。
否、は毎回ツッコんでくれてるじゃん。
前言撤回だ。
そこ「も」はっきりツッコむんだ。・・・と。
「マジで説明ぐらいしてくれたっていいじゃん・・・」
・・・ちょっと、がしょげたみたいな言い方じゃん。
何、私ってそんなに悪い事をしたわけ?!!
罪悪感わいちゃうじゃん。
「・・・ねぇさん」
「ー!!御免、ねぇちゃんが悪かったです!!」
「じゃぁ、答えてよ」
まって。
私の名前呼んだときのの声は・・・捨てられた子犬みたいだった。
だけど、次の発言でそんな雰囲気消えたんだけど。
凄い偉い人気分なんだけど?!!
何、ってば黒いの?!
ねぇ、そうなの?!!
「うー・・・ハメたな?」
ギロリとを睨みつけた。
だけど、はプイとどこか別の方を向いた。
「ねぇさんも悪いし」
ちょっ?!!「ねぇさん」ってさっき言ってたじゃん!!
何で「ねぇさん」だけに戻ってんだよ!!
くっそー。コレも計算か?!
「しょうがないなぁ・・・」
はぁ、と溜め息をついたあと、先程のことを説明した。
ちなみに冗談は抜きで、ちゃぁんとを起こさないように姉さんらしくしようとした事まで伝えたよ。
でないと・・・私の命が危ない。
「何だよ、それ」
はぁ、とが溜め息をついた。
何だよ。
溜め息をつきたいのは私の方だっつーの。
「否、まんまの意味だよ・・・」
「それぐれぇ解るって」
何だよって言ったのあんたでしょ!!
うう、わけ解んないよ・・・。
私、どうやってとコミュニケーションをとるんですか。
「で、どうすんだよ?」
「何が・・・?」
「寝る場所に決まってんだろ!!」
ぉおお!おもいっきり耳元で叫ばれたよ。
耳の鼓膜が破けるっつーの。
「・・・ココで、イイよ」
そう言った私は布団の中に包まった。
そうすると、布団の外から声がした。
つまりはが喋ってるんだ。
だけど、くぐもっててあんまり聞こえない。
「ちょっと、真面目に聞く気あんのかよ!!」
「・・・真面目にはないかなぁ」
「何て言ったの?」
どうやらには私の言葉が聞こえてないらしい。
まぁ、聞こえたら聞こえたで・・・怒られるしねぇ。
ぱっと布団から顔だけ出して、を見た。
「・・・ココで寝て、イイっしょ?」
へらりと笑んでみた。
だけど、そんな笑顔がに通じるわけがありませんでした。
「ねぇさんが嫌って言ってたでしょ?」
「でも、今はイイ」
「しかも、俺のベッド」
「よっし・・・2人で寝よう!!」
「死んでも嫌だ」
・・・死んだらイイって言ってくれれば殺してあげたのに。
多分、幽霊だったら裁判とかないだろうしね!!
有罪にはならないでしょ・・・。
あれ、なるの?
じゃぁ、殺さない。
「イーじゃんか!!」
「ねぇさん幽霊なんだからどこで寝たって一緒だろ?!!」
「んなわけないじゃん!!」
幽霊でも寝違えたりはするんだよ!!
・・・って、それはあんまり関係ないかなぁ。
兎に角、違うの。
「何・・・俺にまたソファーで寝ろっつーの?」
「否、だから2人で」
「嫌だっつーの!!」
全くもう、は恥ずかしがりやだなぁ。
私はいつでもバッチコイだよ!!
襲われかけても・・・逃げれる自信がさっきついた。
「っつーか・・・俺が眠ぃ・・ふぁっ」
ごしっと自分の目を擦る。
そんなの姿をジーっと眺めていた。
「・・・交代でイイから、今日はベッドで寝かせて」
本当に眠いのか、はベッド上に乗ってきた。
私は目を丸くしてを見ていた。
でも、やっぱ可愛い弟の頼みぐらいは聞かなきゃね。
「うん・・・解った」
そう言った私は、ベッドから降りた。
そして、おやすみと一言言って部屋から出て行った。
だ・け・ど!!
私がそんなことで逃げ出すわけがないじゃない。
私だってベッドで寝たいんだよ。
10分もしないうちにの部屋のドアをそっと開けた。
「・・・もう、寝てんじゃん」
部屋に入った瞬間に見たのは弟の寝ている姿。
そんな姿には欲情しないけど・・・なんか、ワクワクした。
まぁ、ワクワクの理由はあれさ。
明日の朝、私がの隣で寝たことでがどれだけビックリするかっていう・・・ねぇ。
「マジでおやすみー・・・!」
★後書★
さんが弟の寝込みを襲ってます!!(笑)
とりあえず、今後も無理やり一緒に寝るようになるんだろうなぁ・・・!