「誰も無いのにシャワー出てるとかオカシイでしょうっ!!」
38.階段を上がるのは一苦労
「〜っ♪」
私は今、ちょー機嫌よくシャワーを浴びている。
本当は入浴もする予定だったけど、さすがにに悪いので諦めた。
まぁ、悪いって思う理由は・・・。
「早く出ろ、よ」
「わーかってますって」
そうです。
君が外(脱衣所かローカ)で待っててくれてるのです。
へたしたら覗かれるーv・・とか声に出して言ったら、待っててくれなさそうなので言いません。
流石、私、賢いじゃない。
「んー・・・きもちぃ」
外でが私の裸体思い浮かんでるんだろうな、とか思ったら笑えてきた。
アハハと声出して笑ったけど、は何も言ってこなかった。
あぁ、やっぱ想像してるんだ?
うん、そういうことにしておこう。
「・・・って、結構時間経ってるんじゃ」
ぁあ!!あんまり長かったら部屋に戻った時に怒られる!
あとで怒られるのは性に合わない!!・・・と、思う。
ガラ
風呂から出た。
んでもって、服も着た。
まぁ、服って言ってものパジャマだけどね。
がさっき貸してくれたからね。
「おまた・・・っ」
ガゴンッ
・・・ガ ゴ ン ?
「・・・ありゃー」
脱衣所から出たら、ローカでが寝てた。
私がドアをに当てても起きないぐらい爆睡してた。
「おーい、しょうねーん」
「・・・ぅ、ん」
ゆさゆさと肩を揺さぶった。
だけど、起きる気配が全く無い。
それどころか私の手を払ってくるよ。
「・・・しょうがない、なぁ」
はぁ、と溜め息をついた。
そして、をつれて部屋まで行こうとした。
だけど、連れて行く以前の問題だった。
「うん。どうやって連れ・・・てこう?」
行く以前の問題だよ、全く。
さげることも出来無いだろうし、おんぶとか・・・出来ないっしょ?!!
「だからって、起こすのもなぁ」
部活で疲れたんだから寝てるんだろうし、これほど爆睡してるんだったら起こすのも可哀想だ。
これでも一応私の弟だからね。
時には優しく対応してあげなきゃ!!
「うっしっ!!」
頬を軽く叩いて・・・あ、自分の頬だからね?
そんでもって、気合を入れた。
とりあえず、階段までは引きずってでも行こうじゃん?
を座らせた大勢にさせてから、私は後ろからの背を押した。
「うぎー・・・っ!!」
うっわ、私今凄い声出してたよ!!
ちょっと、新種の声じゃない?!・・・って、今はそれどころじゃないんだって!!
ってば案外重いよ。
押すのも精一杯なんですけど!!
「・・・と、ちゃく」
とりあえず、階段の下まで来た。
・・・こっからが正念場だなぁ。
どうやって上がったらイイのか全然解んないよ。
押していくにも限界があるしなぁ。
だからって担げるわけでもないからなぁ。
はてさて、どうしたものか・・・?
「うーむうーむ、どーしましょーか?」
・・・とか、こっそりに聞いたけど返事があるわけないじゃん!
あっはは、寝てる相手に何してんだよ、私!!
「・・・」
はぁ、と溜め息をに向かってついた。
無理だよ、私には。
絶対、君を二階まで連れて行ける自信がないよー。
あーん。途中で落下しても私の所為にしないでね。
が起きない所為だよ、確実にね。
「・・・んじゃま、はりきって!」
どっこいしょ、とババ臭いセリフをつくと同じにの腰を後ろから持った。
そして、そのまま後ろ向きで上に上がってく。
しっかし・・・重い。
「ぉ・・もっ!!」
だけど、ここで手放したらぶっ殺される!!
私は頑張らなきゃならないのよ!!
「・・・きゃっ?!」
ズルッ
ガシッ
間一髪セーフ!!!
右足が滑ったんだけど、右手で手すり持って、左足で踏ん張って左手でを支えてます。
死ぬ!!
今の体勢・・・死ぬ!!
「ぅ・・・んー・・」
あれ、ちょっ・・・が起きそうなんですけど?
起きるなら今すぐ起きろ!!
っていうか、動くなぁああ!!
「!!起きて、おーきーてぇえええ!!」
「ん・・・にゃ・・・、っ?!!」
多分、起きたよ。
だって、さっきよりも私が楽なんだもん。
っていうか、が起きる寸前に「にゃ」って・・・「にゃ」って!!
凄い、可愛い・・・うん。可愛いんだけど!!
「ね・・・ねぇさん。俺を殺す、気?」
すっかり起きたと思われるが階段に一人で立って私に問いかけてきた。
しかも、凄いビックリしたような顔だ。
まぁ・・・そりゃぁ、起きた瞬間階段だったらビックリするよねぇ。
「ううん。殺す気は、なかった」
「じゃぁ、何?」
ジーと私を見てくる。
否・・・そんな目で見られても言ったら怒られそうなんですけど・・・。
言うのすっごい怖いんですけど!!
「・・・否、ね?」
「うん・・」
ぉおお!滅茶苦茶私を見てるよ。
目、逸らしづらいよ・・・。
・・・よし、ここは逃げるに限るかな。
「・・・・ねぇさ」
「うっし、私は寝る!!」
「へ?」
「おっやすみーvv」
☆後書☆
とりあえず、終わり。
さんは逃げました。
だけど、部屋に戻ったら君に問い詰められる事間違いなし!!(笑)