「・・・マジですか?!」
26.気になる女はアレ扱い
え、何・・・ってば来てないの?!
家に居なかったから学校だと思ったのに!!
っていうか、赤也君は来てたのに、は来てないんだ・・・。
何、ズル休み?
「残念だったなー」
ニシシと笑う丸い。
あ、そうか。
まだ、私とがカレカノだと思われてるんだ。
アハハ、真実言ったときには吃驚するんだろうなぁ。
言う気はさらさら無いけど!!
「ねぇ・・・丸いm」
「だーっ!!」
「狽チ?!!」
いきなり大声出すなよ。
吃驚するじゃんかー。
っていうか、吃驚した。
吃驚しすぎて、腰が抜けるかと思ったんだよ、本当は。
「な、な・・・に?」
「俺の名前は、丸井ブン太。決して丸いじゃねぇから!!」
ギリと睨まれた。
・・・何、じゃぁ丸い・・・じゃなくて、丸井は体重の事を気にしてんのか?
アハハ、男の子のくせにそれは・・・。
あ、アリだな。
うん、人それぞれじゃん、ねー。
「じゃぁ、私のことも普通に呼んでよ?」
「ぁあ?・・・普通って何?」
これだから男は面倒なんだ。
私は適当に考えたけど何も出てこなくて、ここは普通に
「・・とか?」
首をかしげて丸井の方を見た。
そしたら、丸井は少し戸惑った風だった。
けど、私が気合で押したら言う気になったっぽくて・・・。
「じゃぁ・・・?」
「・・・彼氏が初めて彼女の名前を呼んだみたい」
「ブっ殺すぜぃ?」
人の殺気を言うのはこんなにも怖いものなんだね!!
私は一瞬、丸井と目線を逸らした。
そして、もう一度丸井の方を見た。
「うん。じゃぁ・・・私もブン太って呼ぶ」
「はぁ?!」
「だって、不公平じゃん?」
ニヘラと笑んだ。
そしたら、ブン太は案外簡単にOKしてくれた。
あ、やっぱり笑顔パワー?!
・・・違うって、言わないでね。
私、ショック受けて倒れちゃうから。
「っていうか、ブン太さぁ・・・」
「ぁあ?」
ガラ悪いよ、お兄さん。
私、こんな人とは普通友達とかになりたくないなぁ。
だって、怖いし怖いし怖いし・・・!
「部活・・・行かなくて大丈夫なの?」
そう言うと、ブン太の顔が変った。
顔、青いけど、大丈夫かなぁ・・・?
「ばっ!!・・・なんで、早く言わねぇんだよ!!」
そういわれても、私は無実でしょ?
そう思っていたのも束の間、ブン太は私の手を取って走り出した。
今日は、手握られたの2人目なんだけど・・・!
ぎゃー!!恥ずかしい!!
って、それどころでもないんだけどね。
ブン太の足・・・速すぎて合わせられてなくて、ほどんと引っ張られてる。
腕が千切れたら1000%ブン太の所為だからね!!
と長く話てたから、余裕で15分は経っていた。
おかげで、コートに着いた時には赤也が既に居た。
まぁ、柳に怒られてたけどな。
ざまーみろってんだ。
「オイ・・・ブン太?」
コートに戻った時、最初に話しかけてきたのはジャッカルだった。
まぁ、他の奴はあんま話かけに来ないよな。
「んぁ?何?」
「あれ・・・何だよ」
オイオイ、『あれ』扱いかよ。
まぁ、確かに今はコートの外に居るけどよ。
仮にもの女だぜぃ?・・・っと、コレは皆には内緒にしとくかなーっ。
面白そうだしな。
「だってさ、さっき赤也と一緒に来てた」
「ふーん・・・赤也の女?」
「ないない」
ケラケラと笑って手を横に振った。
はぁ?俺もさっきは赤也の女だと思ってたって?
そんな過去の事は気にすんな。
「じゃぁ・・・何?」
「さぁ、何だろなー」
ぷくぅとガムを膨らましつつ、俺は靴紐をきつく結んだ。
そして、立ち上がってコートの中に向かう。
「お前・・・何か知ってんだろ?」
「なーにが?丸井君わっかんないー」
ケラケラと笑いつつ言うと、ジャッカルは諦めたかのように溜め息をついた。
「で、次の試合は?」
溜め息をついているジャッカルとは逆に俺は笑顔でそう聞いた。
けど、その返答の所為で俺はその笑顔を消す事になってたんだ。
「あぁ・・・赤也と柳のペア」
「・・・死んでくれぃ」
☆後書☆
ジャッカル出てきた。
けども、さんと接触できんかった・・・!(お前の所為)
次は試合かなぁ・・・。