「黙れって言われても黙んないって!!」
13.向かう先は2年生の教室
立海大付属中学校にやってきました。
来るまでに色々あったことは気にしない!!
でもって、理由はアレよ。
がお弁当を忘れて行ったから!!
アハハ、馬鹿よね。
お弁当忘れて、何のために学校に行ってるんだろうね、あの子!!
「・・・けどよ」
「ぁん?・・・何か言った?」
「イエ、何も」
フイと目線を逸らされた。
何だ。
絶対、この少年、何かを隠したよ。
うっわー。めちゃめちゃ気になるー!!
「ねぇ・・・何か言ったんっしょ?」
肘で相手の腕をつついてみた。
男はこういう仕草に弱いって聞いたことがあるからね。
言ってくれるかもしれないじゃん?
「い、言ってません・・・って」
スと私から距離をとる少年。
何、それは効果アリと考えてイイの?!
よし、今度にもやってみよう。
何かあるかもしれない。
「いいじゃん・・・教えて、ね?」
少年の方へと回りこんで、ニコと笑んで上目づかいで少年を見る。
他の女から見ればこれはぶりっ子っていうやつなんだろうね。
「だ、だから・・・!」
・・・顔真っ赤だよ!!
うっわー。凄い、真っ赤だ!
こんなので頬染めるんだ、最近の男の子って!!
ちょっと、メモ帳にでもメモしとかなきゃ!
そんでもって、今度にもやってやるんだ!!
「まぁ、今日は許してあげる」
「・・・ドーモ」
感謝してるあたり、絶対何か言ったってことだよね。
少年、自分の言う事がヒントだってことに気付こうよ。
「ところでさー?」
とりあえず、話題を変えるために口を開いてみた。
けど、その後の話が見つからない。
「・・・何スか?」
無言になった私に聞く少年。
何すかって、私が聞きたいよマジで。
「否・・・ねぇ?」
「・・・はぁ」
とりあえず、大阪のおばちゃん風味?に適当な言葉を言った。
少年、微妙な顔してるよ。
まぁ、そんな事言われたら私でも微妙な顔するだろうねぇ。
「じゃぁ・・・とりあえず、しりとりでもする?」
「はぁ?!!」
少年はとても驚いたような顔をした。
まぁ、普通の反応だよね。
この状況でしりとりしようって言う私がおかしいもんね。
「し、りとりスか?」
「うん、しりとりだよ」
少年の問い返しに、私は軽く頷く。
めちゃくちゃ謎っぽい顔してるんだけど・・・。
そんな顔されると私が困るなぁ。
まっ、私も謎だから何も言えないけどね、アハハー。
「えー・・・否、でも、もうすぐ2年の教室ですよ?」
「あ・・・そう?」
「ハイ」
ヘラと笑う少年。
笑った本当の理由はしりとりをしなくてよくなったからだと思うよ。
ぶっちゃけ、私はちょっとやりたかったんだけどね。
「え・・・っと、ここら辺は全部・・・って、聞いてます?」
「あ、御免・・・聞いてなかった」
「・・〜っ」
周囲をキョロキョロと見回してたら少年から注意を受けた。
んでもって軽く睨まれた。
・・・人の話は最後まで聞こうと思いました。
「で、何?」
「否、もうイイですよ」
グスと涙を拭うフリをする少年。
そんなので、私がときめくと思ったのか?!
否・・・少しはときめいたけども!!
「・・・よくないから、言ってよ」
ポンポンと軽く肩を叩いて問う。
それでも一向に言う気配の無い少年。
あー・・・コレはもう実力行使をするべきか?
殴り合ってでも言わせようか?
「きーりーはーらぁあああっ!!!」
ドスッ
声がしたかと思うと、目の前にもう一人の人が出てきて、少年をブッ倒した。
少年・・・大丈夫か?
っていうか、出てきた少年って・・・。
「あ!!・・・っんぐ」
「あんた、誰ですか。関係者以外は立ち入り禁止ですよ!!」
うわー・・・。
思いっきり睨まれて口塞がれましたよ。
っていうか、目で「何で居るんだよ」って問われてる。
とりあえず・・・ウインクでもしとくかな。
「・・・」
「・・・」
・・・御免なさい。
目で「お前殺す」って言われました。
もう、しません。
「ゲ・・・ホッ!!・・・っ!!」
ガバっと勢い良く起き上がったのがさっきの少年。
今までずっと倒れてたってことだよね。
・・・、あんた酷い事するねぇ。
「あ・・・わりぃ、切原」
わびれもしない口調で言ってるよ。
本当に私の弟か、コイツは。
★後書★
ちょっと何時もと違うかもしれないさん。
んでもって、君がとうとう切原君に手をだしました。
うっわ、恐ろしい!!