00.生命の始まりと終わり
此処は198×年の神奈川。
そこで一つの生命が誕生した。
「おめでとうございます」
歓迎され生れてきた子は男の子で、可愛らしい。
今も元気よく産声を上げている。
「この子の名前・・・一緒に考えましょうね、アナタ?」
「あぁ・・・」
ニコリと夫婦の笑顔も交えている。
そんな病院の中。
しかし、他の病院では・・・一つの生命が失われた。
「っ・・・・ぁ・・ど、して・・・ぅぁああっ」
泣き声はその病院中に響くように思われた。
泣いているのは、死んだ子の親だった。
「・・・・っ」
198×年、××月××日。
、死亡。