「いいかお前ら!明日はプール開きだ!!」


今日は真夏な感じに太陽が照り付けてます。
本当暑いっていうのに、わざわざ掃除するなんてねー。


「中二にもなって15m泳げない奴は女子に混ざってバタ足練習だからな」

「「ぇえ?!!そんな!!」」

「って、くんも?!」

「あ・・・えーっと」


確かに泳げないんだけどさぁ・・・。

僕、女だし!!
そうだよ、プールどうすんだよ。骸さーん!!








ラプソディ  −プール開き−








「ツナ泳げなかったろ」


僕等の会話に混ざってきたのは山本だった。

うん。
山本だから許す!!


「いやっ、えと・・・っ」

「やっぱりな。市民プールで練習しよーぜ」


何か、山本君が付き合うって単語も発してました。

え、山ツナ?!!
うっそ。
生で山ツナ見たよ。
僕、今日と言う一日も忘れません。


「・・・くんも泳げ無さそうなんだけど」

「なに、お前も?」

「ふ・・へ?」

「だから、くんも一緒に練習しよう?」

「イーんじゃね?」


って、ぇええええ!?!!
何キミ達勝手に決めてんだよ!!
僕にだって都合があるんだよ!!

そりゃー。
プライベートで山本とツナの水着姿見れるとか嬉しいけどさ!!

だけど、僕・・・水着どーすんのさ!!


「家庭教師としても助かるぞ」

「お」

「おまえっ」


リボーン登場☆

って、僕は今そんな呑気に解説してる場合じゃないんだよ。
僕は今凄く困ってるはずだよ?!!


「ハハハ、また来たのかボーズ」

「ちょっ山本っ!!みんなに見つかっちゃうって!!」


山本が軽々しくリボーンを抱き上げた。

それにしても。
ホント、凄いよ。
リボーンに触れる人がいるなんてね。
ちなみに僕もまだ触ったことがありません。


「コラ山本!!何をつれてきとるかーっ!!」

「みつかったー!!」


ツナ慌てすぎ。
だけど、そんなツナも大好きさ!!

って、僕最近ツナを変な目で見てない?
いやいや。
そんなことないよ。


「腹話術人形っス」

「ちゃおっス」


ぎゃぁあああああ!!
リボーンが可愛い!!
何、あのちょこんっていう効果音!!
もー、素敵だなぁ。

まぁ、そんなことされたら誰でも許すよね。
僕だって許すさ!!


「・・・!」

「あひっ!」


どこかの誰かさん、いきなり僕の名前を呼ばないで下さい!!
と、僕は声のした方を向いた。


「あ・・・リボーンか」

「・・・」

「ジャコンって何!?!え、無言で銃を構えないで下さい!!」


手を左右に振った。
ホント怖い。
何この赤ん坊!!

しょーがねぇな、とか言って銃しまってくれたけどさ。
兎に角、有難う御座います。


「・・・お前、どうする気だ?」

「え、何を?」

「ココで言ってもイーのか?」

「駄目です、隊長!!」


そうだよ。
リボーンも僕が女って知ってたんだった・・・っ!!
馬鹿、僕の馬鹿!!

山本とツナが物凄く不思議そうに見てるよ!!

ぁあああ!!
でも、こればっかりは言えない!!


「で、でも・・・どーすりゃ、イイ?」


逃げれない。
だけど、逃げなきゃココに居られない。
僕は頭を抱えた。


「雲雀にでも相談してみろ」

「・・・へ?」

「「?!!!」」


雲雀さんに?
何で、どうして雲雀さ・・・。

あぁ、あの人学校牛耳ってるもんね。
そりゃー相談しがいあるわ。


「リボーン!!!くんと雲雀さんが関係あるってどういうことだよ!!」

「まぁ、成り行きだ」


わぁ、リボーンのまとめが凄い。
僕にもその適当さを分けて欲しいです。

ま、そーいうことなら話は早いな・・・。


「山本、ツナ・・・僕、今日は雲雀さんとこに行ってくるよ、プールごめん」


苦笑しながら2人に謝った。
2人はすぐに了解してくれたけど、雲雀さんとの関係について物凄く問い詰められた。

だけど、まぁ・・・。
下僕って言えるわけも無いし。
とりあえず、笑って逃げてみた。