ピンポーン 「え、もう入るの?」 ラプソディ −10代目を守れ− チャイムを鳴らした瞬間に入ろうとした山本を一瞬だけ止めた。 だけど、僕の言う事を無視して山本はツナの家の中へ入っていった。 「むーっ・・・ま、イーけど」 そう言って、僕もツナの家の中へ入っていった。 僕は昔の作文を調べるためにツナの家に来た。 京子ちゃんと花ちゃんと僕とツナが同じ班。 山本は別の班でツナ班の偵察に来たらしい。 ちなみに、僕が遅かった理由は家で作文を探してたからです。 まさか、マジで見つけられるとは思ってなかったけど見つけたよ。 「こんな暇あんなら外の敵倒してこい!」 「!」 僕が台所に顔を見せた瞬間に声がした。 そういえば。 このとき獄寺ってば小さくなるんだっけ? うっわ、今凄く興味あります!! 山本、今すぐ退いて獄寺を僕に見せてください!! 「野球バカが!」 「なんだ獄寺!来てたのか」 「ちょっ、山本・・・!」 ゴメン、と言って僕は山本の横に立った。 そこに居たのは間違いなく獄寺だった。 かなりのミニマムサイズですけど?!! ひぃい! 凄い可愛い!! 「違うよ、獄寺君のいとこだよ」 「ハハハ、よくみりゃそーだな」 ヒョイ、と軽々しく獄寺を抱き上げた山本。 う・・・ぼ、僕も抱き上げたい!! そう思いながらジっと2人を見ていた。 ていうか、見ていて微笑ましいのは何でだろう。 「・・・ん、も遊ぶか?」 「え、イーの?!!」 「ま、こいつかなり暴れるけどなー」 「てめっ、なんつー!!」 僕は獄寺の言葉なんか聞かずに、山本から獄寺を預かった。 っていうか、小っ!! もう、何コレ何これ。ちょうKAWAI!! 「・・・っかわい!!」 「!!てめー、何すんだよ!!」 あはは、今暴れられてもあんま怖くないよー。 むしろ可愛いです。 僕、獄寺大好きになっちゃうかもしんなーい。 「マジ、離さねぇと・・・」 「どーすんの?爆弾、改造されて今じゃ暗殺者からツナも守れないっていうのに?」 ソっと獄寺の耳元でそう言った。 これぐらい言っても大丈夫だよね、多分。 僕は獄寺の顔を見るとニッと笑ってやった。 「あららのら?どこのチビ助かしら?」 ・・・うわぁ。 ランボ出てきちゃったよ。 でも、獄寺とランボって何か一戦交えたっけ? 僕覚えてないし・・・多分、大丈夫っしょ。 そう思って獄寺を床に下ろした。 「ガツンといっちゃうよー・・・ほら、ガツーン」 「つきあってるヒマはねぇ」 ドガッ あ・・・。 ランボ。 僕のランボが・・・!! 獄寺にグーでやられて、机の柱に頭ぶつけちゃったよ。 しかも泣きながら部屋を出て行ったし・・・。 もう、可哀想じゃないか!! すぐさまランボに駆け寄ろうとしたけど、ランボが逃げてった。 え、僕の所為?!! 「ラン・・・」 「いつの間に!!」 獄寺、独り言にしか聞こえないよ。 でも、侵入者さんがもう部屋の中らしいねー。 何々、僕もなんか手伝った方がイーかな?!! ・・・いやでも、見てるの楽しいからソレでイーや。 僕は椅子を引いて、そこに腰掛けた。 さぁて、イッツ観賞タイム☆ 「ちぢんでるーっ!!」 今頃気付いたよ、獄寺ぁあああ!! あはは、おもしろいね、本当。 ツナも物凄い顔になってるよー。 「やばい!!10代目が!!」 「これは駄目だって言ってんだろ?」 「なっ」 あ・・・。山本が獄寺の煙草取っちゃった。 で、僕は煙草を取られた可哀想な獄寺を見た。 ・・・え、何。 僕の方見てるし。 「、お前にも見えてるんだろ!!」 「・・・何のことかな?」 「おま・・・っ!!」 ニッコリ笑って言ってやったら獄寺が怒ってた。 そりゃーそうだよね。 でも、まぁ・・・僕がイロイロやってややこしくなるのも嫌だしね。 「こーなりゃ果てろ!!!」 パァン ・・・残念。 パーティーグッズじゃん!! 「そーいやそーだった!!」 「あぶねーっ!!」 そろそろマジにヤバいんじゃないかなー。 っていうか、暗殺者。 僕のツナに傷つけたら殴るからね。 ついでに、獄寺も間に合わなかったらマジ殴る!! あ、でも倍返しされそうだから止めとく!! 「お、おい!!キャッチボール教えやがれ!!」 「そーゆーことなら遊んでやる」 「・・・ここだっ!!」 「オーライ」 ベキッ ・・・わお! 物凄い音がなりましたよ。 でもまぁ、これでツナに被害は無くなったわけだ。 「ほらもういっちょ!!」 ドガッ 「・・・すっげー音だね、京子ちゃん」 「うん」 あ、さり気に僕ってば京子ちゃんと会話してる。 うへうへへ!! それから僕と京子ちゃんが会話しているうちにリボーンが来て、ツナが復活して、暗殺者は退治した。 僕が京子ちゃんと楽しそうに話しているのを見て、ツナが少しショック受けてた。 そのツナの姿を見た獄寺が僕に対してなんか怖い顔してたような気がする。 お前・・・この前まで僕のことイイ奴だって言ってくれてたじゃん。 |