「「のわーっ!!!」」


僕の声とツナの声がシンクロしましたー!!

って、そこで喜んでる場合じゃないんだよ。
でも喜びたいんだよ!!
そういうお年頃なの!!


「よしまず偵察だな、こーゆーのは下っ端の鉄砲玉の仕事だぞ」


って、それ僕?!!








ラプソディ  −打倒トマゾファミリー−








下っ端の鉄砲玉・・・。
それ、僕の場合が大いにありえますが・・・?!!

僕はおもいっきり振り返ってリボーンを見た。
だけど、リボーンの目線の先には僕ではなくて・・・。


「いってこい」





ボゴォッ


「ぐぴゅあーっ!!」


やっぱり、ランボだったぁあああ!!
僕じゃなくてよかったけどさぁ!
生で見るとここまで可哀想だとは思わなかったよ。

あぁ、ランボ・・・。
頑張れよ、イロイロ。





どさっ


「くぴゃ」

「ぬ?何だこの子供は?!」

「ガハハ!オレっチはランぼほっ、きゃははは。ぐぴゃっ」


「くすぐられて屁をしてしまい、めいっぱいどつかれたな」


らんぼぉおおお!!
ホントお前馬鹿だよ!!
大好きだけど、馬鹿だよ!!
もっと、こう・・・いや、5歳児としては普通だよ!!


「そこにいるのは誰だ!」


ギィ、と音を立てて門が開いた。
そこに居たのは、案の定怖い顔のオッサン達だった。
マジ怖い顔してるんですけども!!

すぐさま、獄寺がダイナマイトを出そうとした。
だけどリボーンがそれを止めた直後に、目の前のオッサン達は倒れた。


「どーなってんの!?」

「あ!!沢田ちゃんだ」


その声に僕等は顔を上げた。
そこにいたのはロンシャンで、凄くフレンドリーで・・・。
なんか少しうっとおしく感じたのは僕だけかな。
あれ、おかしいな!!


「よくきたね、よくきたね!!」

「いや」

「あれ、ちゃんもいるじゃーん!!沢田ちゃんのファミリーだったんだね!!」

「へ・・・?」

「オレはトマゾファミリーね!!」


そう言った直後に、僕の手はロンシャンに握られて振られた。
物凄い振られた。
ブンブン振られた。
くっそぉおう、なんか僕が弱いみたいで嫌じゃん!
いやぶっちゃけ弱いけども!!


「っていうか・・・あの倒れてる方々は・・・?」

「あーオレの部下だよ部下。今日も内乱でさ〜」


笑って言うところじゃないっしょ?!!

・・・はっ!!
僕はこの展開を知っていたはずなのに!!
おもいっきりツッコんじゃったじゃないかぁあああ!!
まぁ、内心だけだったけどさ!!


「ま、気にしない方向で!」

「「無理だよ!!」」


またもや、ツナとシンクロ!!
ぉお!今日の僕ってツナとのシンクロ率高いのかな!
それだと僕勘違いしちゃうよ!!


「オレの部屋へ案内するね!ね!」


そう言われて、なんかイロイロ見てきた僕等はやっとロンシャンの部屋まで辿り着いた。
イロイロはもうツッコまないで。
思い出しただけでも寒気がする!!


「こ、これは新型の小型爆弾?!」

「でたーボンゴレギャグー!!どー見ても弁当についてくるしょう油でしょー」

「あ」

「本当だ・・・でもこんなにどーするの・・・?」

「やだな沢田ちゃん!どーするって普通集めるでしょ!」


普通集めませんけど?!!
その他にもロンシャンのコレクションはあって、乾電池とか福引券とか・・・。
とりあえず、所帯じみた中二です。


「・・・で、獄寺はなーにしてんの?」


ランボがぬか床にハマってるのを無視しながら、僕は獄寺に話しかけた。
あきらかに、君だけ違う事してるよねー?


「あ?打倒トマゾに決まってるだろーがよ」


あ、そうですか。
そうだよね。
このあとイロイロするもんねぇ!!
僕はあははと軽く笑ってから、視線を獄寺から外した。





ボゴォッ





「なぐった!!おいハル!!」


ワォ!
ハルちゃんが、ロンシャンを殴るシーンを見てしまいましたぁああ!!
っていうか、音が凄いな、音が!!
どこをどう殴ったら僕もあんな強烈なパンチができるんだろう・・・。





ばぁんっ





「ひぅあ?!!」

「髪燃える」

「人埋まってたー!!!」

「っていうか、人でかいでしょぉおおお?!!!」


さなっぴでけぇ!!!
想像以上にでけぇ!!
何だこのデカさ!!
マジ、ハンパねぇんですけどぉおおお。


「やべバイト」

「自然な寝グセ完ペキー!」


ロンシャンの趣味が解らない。
ていうか、解りたくもない。
僕がロンシャンの趣味解ったら・・・あぁ、もう腐女子世界では生きていけないかもしれない。


「ロンシャン君なんてことをー!!」


・・・また、何か来ましたけど?

これから、あれだよ。
獄寺とリボーンが徹底してトマゾを叩くんだっけ?
あーもう、僕ってばこうなることを予想してたのに、何で逃げなかったんだろう。




「・・・え?」

「お前も手伝えよ」


リボーンは僕にそう言った。
手伝えっつったって・・・。

僕はこの前リボーンに貰ったパソコンを開いた。
相変わらず、ソレは画面が真っ暗でキーボードを触っても反応なし。


「リボーン!!どーすんのさ?!!」


僕の問いは無視ですか!!
銃撃って楽しんでるよ、あの人!!

僕は半ばヤケになって、パソコンのキーボードをでたらめに打ってみた。
だけど、そのヤケが駄目だったんだよな。うん。





ピーピーピー





「な、何この・・・音?!!」





ドガァン