「げ・・・ぼくっ」 悔しさを隠し切れなかった。 ラプソディ −腐ってる女− 僕はその辺の木をドンドンと叩いた。 だって下僕だぜ?!! この僕が下僕って・・・。 どうせなら、雲雀さんの嫁にして下さい!! 「仮にも僕が女って知ってんだろうがよー」 あーくそ、と暴言を吐く。 あ、でも雲雀さんと一緒に居れるのか?!! だったら、下僕でもよし!! 「だな?」 「ほひ?」 おー、マイミステリアス語!! 何で返事するときの言葉っておかしいんだろう!! 僕の頭おかしいのかなー! いや、そうでもないさ!! 僕はすぐさま周りを見回した。 だけど、人の気配はない。 「空耳・・・?」 「違うぞ」 「え・・・?」 首を傾げた瞬間に、上から声が聞こえた。 僕はその声の主を確かめるべきに上を見上げた。 それが間違ってたんだーよな・・・。 バッシーン 「いってぇえええええええ!!」 ハリセンが僕の顔面にクリーンヒットォオオオ!! 痛い!! 滅茶苦茶痛い!! 絶対、これ顔が赤くなってるよぉ。 僕は顔を手で覆ったまま、唸っていた。 「う・・・、いはい」 「」 「・・・はひ?」 僕はゆっくりと手の間から僕の名を呼んだ人を見た。 だけど、僕のこの身長でさえ真正面から見ることができなかった。 だから、目線を下に落とした。 って・・・。 「り、リボー・・・山先生?!!!」 あっぶねぇええ!! もうちょっとでリボーンって言うとこだった!! 仮にも初対面で名前知ってるわけねーもんな。 危ない危ない!! 「違うぞ、俺はリボーンだ」 知ってますよ(超笑顔) っていうか、マジ本物だぁ・・・! 小さいのにこの態度。 なんか生で会うとムカつくことこの上ないね! 「・・・で、リボーンが僕に何の用ですか?」 リボーンが一般パーソンと交わるなんて珍しいな。 ていうか、僕ってそんなに珍しい人だったのかな。 リボーンに声かけられるぐらい変な人だったのかなぁ・・・。 うわ、それ嫌だな!! 「お前、ファミリーに入れ」 「・・・は?!!」 「2度は言わねーぞ」 いや、もう一回言ってください。 っていうか、今リボーン僕にマフィアに入れって言ったよね?!! 嘘だ嘘だうそだぁああああ!! 「は、いや。でも、僕」 「お前の秘密をバラしてもいいんだぞ」 「え・・・?」 秘密? 僕の秘密って、もしかして・・・。 腐ってるってことか?!!! あ、ぁあああ!! 駄目だ。それだけは勘弁だ。 実はリボランとか生で見たいよって思ってたとかバラされるの嫌だ!! っつーか、ツナ受け見たいとかバラされたらツナとか友達に会う顔がねぇ!! 「おんなってことをな」 「いっやぁあああああ!腐ってるっつーことだけはバラさないでく・・・れ?」 ん? 今、リボーン・・・女であることをバラすって言った? なーんだ、腐ってるってこと知ってたわけじゃなかったんだ! よかったよかった!! って、よくねぇよ!! 何で女ってバレてんの?!! 折角雲雀さんにお許し貰ってっていうのに、既にピンチかよ!! 嘘だろ、おいおいおいおい!! 「何で・・・!」 「そりゃー、あれだけ雲雀と騒いでたら気付くだろ」 そうか、雲雀さんと群れてる時に気付かれたか。 じゃぁ、他にも誰かに気付かれた可能性もアリってこと?!! 「大丈夫だ、俺しか聞いてねぇからな」 読心術ですか。 僕の心読まないで下さいよ。 「ついでに言うと、お前の表情で解っただけだぞ。読心術とかじゃねーからな」 どの口がそれを言いますか!! 絶対この子、僕の心読んでますよ!! 「僕、ファミリーなんかに入らないから」 「・・・よし、合意だな」 「してねぇえええ!!」 僕は全然合意してません!! けど、これがリボーンだもんな!! 漫画でもウワサのリボーンだもんな!! 「兎に角、お前は今後ファミリーの一員だぞ」 「うっそだぁああああ!!」 僕は、ボンゴレファミリーの一員になったそうです。 だけど、これから何すんの?!! っていうか、僕のポジションって一体何?!! |