雨は止み。
風邪をも止み。
雨雲もようやく消えかかっています。




















第九弾→中二。




















「いったぁあ!!」





の頭の上に落ちたゲンコツは切原赤也からのものだった。
が頭を抑えつつ切原の顔を見たのだが、無茶苦茶恐ろしかったらしい。





「お前は・・・また、先輩に変なこと言ったんだろ!!」

「言ってナイっつーノ!!」

「俺が聞き間違えるかっつーの!!」

「ぁー、ハイハイ、そこら辺にしときんしゃい」





パンパンと手を叩いて二人の喧嘩を止めたのは仁王だった。





「「だって、コイツが!!」」

「流っ石、義兄妹・・・息あってんぜ?」





切原の後ろから、先程まで喧嘩をしていた丸井が首を突っ込んできた。
まぁ、コレもと切原の喧嘩を止めるため。





「「っ!!」」





丸井にそういわれて、二人は顔を見合わせた。
というか・・・睨み合った。





「いい加減機嫌直せって」





ポンと切原の頭をいつの間にか来たジャッカルが叩いた。





「でも・・・」

「一応でもお前の妹なんだろ?」

「妹だからっスよ」





ケッと言葉を吐き捨てた切原。
その言葉は、かろうじてには聞こえていなかったらしい。
理由は、と柳生が話していたから。
切原のストッパーはジャッカルで、のストッパーは柳生ということがたった今決まりました。





「つーか、何でおめぇらソコまで仲わりぃんだよ?」





フと丸井は疑問に思ったことを口にした。
しかし、キョトンとした顔で





「仲悪くないデスヨ?」

「「「「は?!!」」」」

「だから・・・ねぇ、赤也?」





説明するのが面倒なのか、は切原に話題をふった。
だがしかし、切原だってそんなこと答えるのが面倒なわけである。





「知らねーよ」

「ソ?」





二人の間だけで問題解決。
否々、それでは残ったダブルスメンバーが納得するわけがありませんが





ーっ!!」

「うっわぁっ・・・幸村サンッ?!!」





幸村部長の登場です。
は幸村をキャッチしつつ言った。
そして、幸村はニッコニコしつつの目線に顔を合わせた。





「えーっとね、真田が・・・」





その後はにだけ聞こえるように幸村が言ったために、他のメンバーは聞き取る事ができなかった。
勿論、幸村が聞かせるわけがない。
そして、その幸村が言った事で、は何かショックを受けたらしく真田のところへ飛んでいった。
ついでに、面白そうだからと幸村も一緒についていった。





・・・中学二年生」





ダブルスメンバーと切原が残ったところに柳がやってきた。





「柳・・・君?」





何を言っているのかよく解っていない柳生。
まぁ、来ていきなりそんなこと言った柳もおかしいんですけどね。





「まぁ・・・柳生、聞いときんしゃい」





だが、此処に柳の言う事に予想のつく人がひとり居ました。
流石ペテン師です。
その仁王の言葉に、残りのメンバーも口出しするなといった意味が入っているのが分かった。





、中学二年生。最近までは大阪に住んでいたそうだが、親関係で神奈川に引っ越してきた」

「って、ソレ・・・
うっわ、先輩たんまたんまぁ!!!」

「黙っときんしゃいっ!!」





ゴチッ





切原は仁王に頭を叩かれた瞬間に歯と歯がすれあった。
アレ・・・意外にも痛いんですよ。





「で、何だよ柳?」





切原がその場にうずくまっているにもかかわらず、先輩方は何一つ言いません。
丸井なんかに限っては、柳に話の続きを早く言えと言っている。





「あぁ・・・苗字は大阪に住んでいたときの苗字だそうだ。」





へぇと仁王は一瞬声を出した。
以前から、切原という苗字じゃなかったため、それが不思議だったらしい。
まぁ、以前って言ってもついさっきなんですがね!!





「あとは・・・血液型●型、身長●センチ・・・年齢13歳

「「「「ハ?!!」」」」





ダブルスメンバーは素っ頓狂な声を出した。
それもそのはず、の年齢が13歳=中学一年生・・・?





「イヤイヤイヤ、おかしいだろ?!」

「そうですよ、さんは確か・・・切原君と同じクラスのは・・・」

「だから、俺・・・嫌なんスよ」





いまだに座ったまま、切原は先程よりも機嫌を悪くして言った。
その姿を見つつ、柳は一度だけ溜息をついて、再び口を開いた。





「・・・ちなみに、は中学生陸上大会全国2位で飛び級者らしいぞ」

「うっわ、そんなのがお前の義妹なわけ?」





柳の言ったことを聞きつつ、丸井は切原の真横に座った。





「丸井先輩・・・変ってくださいよ

「普通に無理だろぃ?」





丸井は切原に真顔で言われたので、真顔で返した。
そして、切原は再び地面と面会時間。





「つか、義務教育なら飛び級って無理なんじゃなかと?」

「あぁ、小学校の時に間違って一つ上のクラスに入って、そのままなんだと」





そんなことあるんかい!!
と、ツッコミたいところですが此処はやめて起きましょう、話が進みません。





「それでも、頭はかなり良いのでは?」

「本人曰く『切原には勝てる』だそうだ」

「ちょっ、柳先輩っ!!」





丸井が切原をジィと見ていると、いきなり切原はガバリと起き上がった。
その拍子に、切原の後頭部と丸井のデコが思いっきり当たったが切原は気付かなかった。
勿論、丸井は痛さで怒ってます。
そんな丸井をジャッカルは必死で押さえています。





「何だ?」

「先輩、何時に逢ったんスか?!!てか、何時そんなこと言ってたんスか?!!」

「あぁ、ついさっき・・・と言っても、昼休みなんだが」

「あっりがとうございますっ、んじゃぁ俺、ちょっとに用事あるんでっ!!」





そして、切原は真田たちが居る方へと走っていった。
それを柳と柳生と仁王は平和的に見送った。





「にしても・・・柳?」

「何だ?」

「あの譲チャンの入学点数は?」





ニッコリ笑んで、仁王は柳に聞いた。
その顔を見て、流石に仁王は覚えていたかと柳は言ってその場に平和的に居る奴等にだけは教えた。





「全て合格ギリギリ・・・だったそうだ」





























後書
柳はコレ以降・・・出てくるのでしょうか?(ぇ)
つか、基本的キャラの出現率が偏りすぎだよ、コノ夢;;
多分・・・次でラスト?・・・ぇ、違うの?!(何)