何故だか、いつの間にか外では雨が降っていません。
でも、まだ晴れてるとは言えそうな雰囲気ではありません。
第四弾→逃げ出し。
「真田って誰?!」
「そのうち解・・・っ!!」
ドンッ
切原はと話しながら走っていたので、前に居た人に気付かずにぶつかってしまった。
「いって・・・」
「ぅわ・・・大丈夫?」
「お、俺は大丈夫・・・つか、相手は?!!」
ガバッと立ち上がって、相手の方を見た。
しかし、顔を見る前に切原にはそのぶつかった相手が誰だか分かってしまった。
「いっぅ・・・・」
まだ、相手は顔を上げていない。
逃げるなら今しかないと切原は思った。
はぶつかった相手に大丈夫ですか?と声かけている。
そして、切原の方を見たとき。
「・・・・・ぁ、あか?!」
が名前を呼ぶ少し前に切原は走り出した。
「ちょーお。待ちんしゃい、赤也」
しかし、時既に遅し。
ぶつかった相手にはバッチリと自分が誰なのかがバレていた。
相手に見つかっていると分かれば、逃げる事もできずにピタリと止まってしまう。
「譲チャン、心配有難うな・・・さて、切原赤也は如何して逃げようとか思っとんのかのう?」
少しだけ、にお礼を言った後に切原のほうへと歩いていった。
その足音を聞くだけで、切原は本気で逃げ出したくなった。
「な・・・なな、なぁーんスか、仁王先輩?」
仁王が切原の肩に手をポンッとのせると、切原はいっそう汗をかき始めた。
「お前、先輩に当たっておいて、よぉ弁解もせんのぅ?」
「じ、時間が無かったんスよー」
「あそこの譲チャンは俺を心配してくれる時間は有り気だったとよ?」
流石、ペテン師仁王雅治。
切原を良く見ていて痛いところをズバズバとついてくる。
「お、おお、、おお俺とは関係なないひひ、人っスからっ!!」
ガタガタと声を震わせて言う赤也を見ていただったが
「何で、私関係ないんデスカー?」
思いっきり切原の邪魔をしにきた。
「狽ィ、お前!!」
「・・・譲チャン、話聞かしてくれんかの?」
「いいデスけど、あんた誰様デス?」
ずっと放って置かれていたり、切原に関係ないと言われたりで
なんだか、の機嫌が最悪のようです。
「俺は仁王雅治、此処の三年でテニス部に入っとるけん」
一応レギュラーじゃきぃと付け足した後に、お前は?とに向かって聞いた。
「私は、・・・・・・転校生で赤也とは一緒のクラス」
「・・・で、後は?」
「ハ?」
後と言われて、は訳が分からなかった。
「じゃから、まだ何か隠しちょるじゃろ?」
ニィと不適に笑って、に尋ねてみる。
そして、の答えはというと意外にもアッサリと返ってきた。
「あぁ・・・赤也とは義兄・・・っ!?!!」
ゴンッといった音と共にの頭の上に何かが降ってきた。
その何かのおかげで、は頭をかかえてうずくまってしまった。
そして、しばらくその場は静まり返った。
「・・・だ、大丈・・」
ガバッ
仁王が声をかけようとした瞬間には勢い良く起き上がった。
「いったいじゃんッ!!!」
「お前が余計な事言うからだろっ!!」
「ハァ?!!減るわけでもないのにイーじゃんかっ!!」
これが世にも珍しくもないくだらない兄妹喧嘩です。
その喧嘩は数分間続いていて、止める気がなかった仁王もさすがに時間も時間なので止めに入る事にした。
「まぁ、喧嘩はそれぐらいで止めて俺に事情を話んしゃい」
そう言って、切原には何も喋るなと言って、にだけ話すように言った。
「んじゃー、改メマシテ。こと切原赤也の義兄妹でゴザイマス」
以後お見知りおきをーと付け足して、軽く頭を下げた。
しかし、仁王の反応はクラスの奴等とは違い、フーンと言っただけで終わった。
だが、その後すぐに仁王の頭の上をフと疑問がよぎる。
「・・・義兄妹なら、何故に苗字が違うんじゃ?」
「あぁ、それは・・・・・・ヒィッ?!!」
ビュッン
が仁王の質問に答えようとした時に、何かが降ってくる気配を感じたので後ろを見ると
案の定、切原が拳を振り下ろす寸前でした。
寸前だったので、なんとかは二度目の拳をくらうことなく避ける事ができました。
「ア・・・アンタ・・・・・潰す気ィ?!!」
「潰して欲しーのかよ?!」
ギャァギャァと二度目の喧嘩が始まってしまった。
そうなると、仁王も面倒になってくるので、話は又今度聞く事にしてとりあえず部活に行く事にした。
「赤也ー・・・・先に部活行っとくからのぅー」
後書
仁王先輩逃げました(笑)
つか、ギャグ入れていったら展開遅いんですけど?!!(お前の文章力が無いだけ)
結局レギュラー陣出てこないぃー。