社会なんか嫌いだ。
第七弾 - 勉強 -
「社会ヤダーっ」
ジタバタと足を動かしつつも机に向かう。
ただいま社会テストに向けての勉強中です。
社会テストと言うか、中間テストの勉強なんですけどね。
「そう言うな」
「だってー」
今回の社会のの先生は柳先生です。
ついでに言うと、隣で必死で勉強しているのは切原です。
先生は真田です。
「打倒、社会!」
「解ったから勉強しろ」
「れんじぃいいいい!!」
柳蓮二は勉強には五月蝿いです。
柳はの言葉もよく聞かずに教科書を開くように言った。
・・・何だ、まだ教科書すら開いてなかったのか。
「はぁ・・・やろう」
は溜め息をついて教科書を開いた。
そしてそのまま教科書と睨めっこ。
「・・・文字ばっかで死ぬ」
「それはないだろう」
確かに死んじゃったら大問題です。
これこそ歴史の教科書に載っちゃいそうな大事件になってしまいます。
「れんじぃがやってくれればイイのに」
「無茶を言うな」
流石にそう簡単にはいきません。
解ったよ、とが渋々言うと柳は満足そうに笑った。
そして、は教科書を睨めっこを始めるが、またすぐに飽きる。
そんなの姿を横目に柳は何かを始める。
「って、それ今度のオーダー?!!!」
「ん?・・・あぁ、そうだが」
「いっやー!!!ユッキーってば、権利あるつったじゃん!!」
「誰に・・・と、聞くまでもなくお前か」
「『今度のオーダーは、が決めてね?(ニッコリ』って言ったのにー。ぉおおおおう!!」
さんが少々壊れかけています。
まぁ、がオーダー決めたかったのに、決めれないのであれば悔しい。
しかも、そのしたいことが目の前にあるのに出来ない。
そして、したくもない勉強をする。
これほど腹ただしい事が今まであっただろうか、否ない。
「五月蝿いぞ、っ」
「うっせーよ!!今は叫びてぇ気分なんだよ、あーっくそっ!!」
「だからと言ってそこまで・・・」
「てめーは黙ってろっ!!」
ギリッとが真田を睨んでしまった。
そこで、真田も怯んでしまうから上下関係がおかしくなるんだ。
「あーもうっ、れんじぃいいい!」
「五月蝿い、勉強しろ」
溜め息まじりに柳はそう言った。
それでもは不服そうな顔だ。
「でもさぁ・・・」
「駄目だ、弦一郎だって一応ヘコんだんだぞ、今ので」
そのおかげで赤也の面倒までも俺が見るハメになった、と言って真田を指差す柳。
そこにはかなりヘコみ気味の真田の姿があった。
しかも、もう既に切原の勉強を見れそうではない。
「うー・・・じゃ、頑張るけど・・・」
「・・・何だ?」
「どうせなら一問一答しようよ?」
その言葉に柳は半分の怒りを覚えた。
何故なら切原の面倒も見なければならないのに、へ問題を出さなければならないのだ。
これが起用に出来ると思うのか?
「・・・しょうがない、な」
はい。柳君には出来そうです。
そう言った柳は切原をコチラに来るように言った。
2人が近場で勉強してもらわないと柳ですら困難ですからね。
「とりあえず、赤也は弦一郎から言われた課題をすませろ」
「へーいっ」
元気良く・・・うん、多分、元気良く返事した切原はそのまま机に向かってシャーペンを動かす。
まぁ、答えが完璧でないのは確かだか、みたいに集中力はかけない。
「・・・、教科書」
「あー、はいはい」
そのままは教科書を取ると柳に手渡した。
そして柳は適当に教科書を開けてその中から問題を出していく。
「参勤交代の意味は?」
「サンは某ジブリ映画のキャラでキンは男の大切なものっ!!」
ズパンッ
さんの頭は何者かによって叩かれました。
勿論、柳生によって、です。
「はっ?!何で柳生がいるんだよっ!!」
「丸井君に、英語教えて欲しいと言われてから来たんです」
この教室には、只今勉強する生徒と教える生徒が居ます。
その全員がテニス部員で成り立ってます、素晴らしい。
「最悪・・・下系言えねぇじゃん」
「何か、言いました?」
「いえ、何も」
ニッコリとが笑ってみせた。
だがしかし、柳生はその顔を見ようともしなかった。
「人の顔みて会話しろよぉおおう!」
「貴方の顔なんか見ても仕方ありませんよ」
「なにょぉう?!!」
「っ!!」
「ヴッ・・・・わーってるって」
柳が叫ぶと、は柳生にアッカンベーをして柳のほうを向いた。
そして、柳はまた教科書から適当な文字を探す。
「じゃぁ、下克上の意味は?」
「受け身の奴が攻め身の奴にしか・・」
「間違ってはいないが、ちゃんとした意味で言え」
「・・・・・御免なさい」
後書
後半以外いたって普通ですよね。
でも、ネタ考えてたの後半だけなんで(ぇ)それに繋ぐように必死でした。
まさか真田が出てくるなんて自分でも思ってもみなかった(笑)