過去なんか振り返っててもいいわけ?
第八弾 - 出会い -
パァーンパァーン
今日も部活の時間が始まっていて、既に殆んどの生徒は部活を堪能していた。
此処テニス部も例外ではなかった。
「また、ダブルスが試合をやってるのか」
「マジッスかぁー?」
休憩組らしき人物切原と真田は、ダブルス1・2の練習試合を少し遠くで見ていた。
しかし、真田と切原の会話が続くわけでもなく、すぐに話題が尽きてしまった。
パァーンパァーン
テニスのボールを打つ音だけが耳に入ってきた。
フと切原が疑問に思っていたことを思い出し、思い切って真田に聞いてみることにした。
「真田副部長?・・・何故あの先輩はマネージャーやってるんスか?」
ここでのあの先輩とは、言わなくてものことであった。
2年である切原には、真田のことを嫌っているように見えるが
どうしてテニス部のマネージャーになっているのかが不思議でたまらなかった。
その質問に対して、真田は別にそんなことどうでもいいだろと返したのがいけなかった。
「やっぱ、知ってるんスか?」
ニマリと笑った顔が真田の方を向いていた。
その顔は絶対に聞き出すまで居る、というような顔つきだったので真田もお手上げだった。
「・・・聞いてもつまらんと思うが」
とだけ言って、話し始めたのだ。
ピーンポーン
ある晴れた日。
少し前に晴れて中学一年生になれた真田弦一郎の家のチャイムがなった。
そのチャイムを聞いたと同時に、言えには誰もいなかったので、真田弦一郎自ら玄関のドアを開けた。
「どちら様ですか?」
「昨日引っ越してきたものですけど・・・。お家の方は?」
「今日は用事があって、俺1人です」
「そう・・・。じゃぁとりあえず、よろしくおねがいしますって伝えといてくれない?」
「分かりました」
とだけ言って、真田は玄関のドアを閉めた。
そのときに、引っ越してきた親と一緒に子供がいた。
その子供がであった。
「ってか先輩?」
真田が一呼吸ついたときに、切原が尋ねた。
「何だ?」
「それって先輩のマネージャー入部と関係なくないッスか?!」
「・・・!!!」
真田がハッと気付いた時、切原は馬鹿にするような口調でやっぱりねと言った。
「と言うか・・・弦一郎が話したところで、ろくな話にはならないよ。」
どこからともなく、柳がやってきた。
「?!・・・蓮二!!それはどうい・・」
「柳先輩?んじゃぁ先輩が話してくださいよー。」
切原が駄々をこねてきたので、柳は真田を無視して話をすることにした。
パァーンパァーン
がマネージャー入部する日も、いつものようにテニス部の打つボールの音が響いていた。
そして、いきなりはマネージャー入部を届けてやってきた。
「今日からマネージャーをさしてもらう、です。以後お見知りおきを」
ペコリと頭を下げ、今とは比べ物にならないほど可愛かった。
はその時もしっかり働いていた。
しかしその日の放課後、はいきなり柳に尋ねてきた。
「柳・・・クン?」
「何だい?」
「ぇーっと・・・つかぬこと聞きますけど、マネージャーってあのジャージ着れないの?」
コノ子は何をオッシャッテルノ?!
一瞬自分の耳を疑った柳だったが
そいつはなぎれもなく、マネージャーがレギュラージャージを着れないのかと聞いていた。
そんなの無理に決まっているので、無理だよと言ったのですが
「なんだ・・・じゃぁ、私マネージャー辞める」
次にキッパリ言った言葉はコレだった。
一日で、それもレギュラージャージが着れないためにマネージャーを辞めるなどおかしすぎる。
しかし、そこで何も言わないのが柳君。そして出てくるのが、真田君。
「な?!・・・、マネージャー辞めるのか?!」
勿論既に真田はのことを知っているので、今よりマシだがを好んでます。
「だってアレ着れないんじゃ入った意味ないし」
少々苦笑して、は真田に言った。
「な、なら俺が許可する!!」
「はぁ?!何言って・・・」
「ジャージが着れたら文句は無いんだろ?!」
「ぅ・・・ん。まぁ、そんな感じですけど」
「ってわけで、先生に言ってくる」
「ちょ・・・さなだくん?!」
「っと言うわけだ」
ひとしきり話し終わった柳が、切原を見ていった。
「なんかいまひとつ意味わかんねぇッスけど。凄いッスね」
「まぁ、あの時の状況を言葉にするのは難しい・・・ってことかな」
後書
無理やり終わってんじゃん・・・。
つか最後におまけっぽいの書きたかったのに!!
くそっ、不完全燃焼じゃん(阿呆)