めいびー・・・?

























第四十七弾 - 学期末 -

























「ぱぁどぉおおんんっ!!」





そう叫んだは、すぐに力尽きた。
そしてそのまま机に伏せた。

教室に居た生徒は全員吃驚してましたさ。
でも、なんとなくのペースが掴めつつあるので、以前ほど驚かないのである。





ガラッ





ー、迎えに来てやった・・・って、何しちょん」

「うわ、ニオニオだぁー」





を迎えに来たのは珍しく仁王だった。
まぁ、迎え自体が珍しいのだが・・・。





「で、何しちょったん?」





仁王はすぐさま教室に入るとの目の前の席に座った。






「何って・・・ねぇ」

「『ねぇ』じゃなかよ」





ぽんぽん、との頭を軽く叩く仁王。
はそんなことをされるのが心地よいのか、目を細めた。





「・・・ま、簡単に言うと・・・体育のセンセーに怒られました」

「体育かよ」

「おう」





そう答えると、は机の中を手で漁って一枚のプリントを取り出した。
そしてすぐにそのプリントを仁王に手渡す。
何かと思いつつも、仁王はそのプリントを見た。





「・・・・悲惨、やのう」

「あはっ・・・黙れ





ばっとが起き上がるとともに、仁王を睨みつけた。
だがしかし、今回は・・・。





「参謀に見せたらどうなるか・・・のう?





仁王がニタリと笑うと同じにそのような事を言ってきた。
がヤバイと感じて、プリントを取り返そうとした。
だがしかし、仁王はその行動に気付いてたかのようにすぐさま立ち上がっての手の届かない位置まで手を伸ばした。





「お・・・お許し、を!」

「おう、許しちゃるけぇ・・・て、まだ何も怒ってないじゃろうが」

「あー。そうだっけか?」







ガラッ







教室のドアがいきなり開いた。
その急な開き方に吃驚したと仁王はドアのほうをみた。





「・・・やっぱり」

「「柳生・・・かよ」」

「ハモらないで下さい、気持ち悪い」





酷い言葉をズバッvと言いました、柳生君。
そこで2人が怯むわけもありません。
むしろ、無視です。





「つーか、何?」

「おや、今日はミーティングの日だってことを忘れたんで・・」

「忘れました、言わないで下さい」





は柳生の言葉を聞かないように耳を塞ぎました。
柳生は、はぁと小さな溜め息をついた。
仁王はクスクスと小さく笑っていた。





「いつもなら・・・真っ先に来る貴方がどうして今日に限ってこないんですか」

「あーあーあー・・・!」





さん、柳生の言葉を聞く気配がありません。
耳を塞いで自分の声を出して相手の声を聞かないようにしています。

そこで登場、助っ人・・・仁王まさはーる!





「・・・柳生、これ見てみ?」

「・・・は?」

「あ、ちょっ・・・ニオサン、
それっ!!





が気付いたときには遅かった。
仁王は既に柳生にから貰ったプリントを渡していた。
そのプリントを見た柳生の反応は?





「・・・・・・」





沈黙かよ。
そこでが考え出した事があった。





「ニオサン・・・」

「ん?」

「アデュー!」





そう言うと、はそろりと席を立ち上がって、沈黙の柳生を通り抜けようとした。
だーがしかし、ココで捕まえなければどこで捕まえる!
という計算式が柳生の頭の中で成り立ったので、は柳生に腕を掴まれた。





「・・・あの、ヤギューさん?」

「何でしょうか?」

「手、放してくださ・・・」

「無理です」

「即答かよっ!!」





しゃげーん、と効果音を鳴らしが怒った。
どんな効果音だよっていうツッコミは無しの方向でお願いします。





「兎に角、ミーティングに出てください」





その柳生の言葉には溜め息をついた。





「つか、それ・・・返してくれる?」

「柳君に渡したあとで」

「ひっでぇえええっ!!!」

「何が酷いんだ・・・?」





ドアは先程から開けっ放しだった。
だけどもいきなり人が現れると吃驚するもので・・・。
皆の肩が一瞬だけ上がった。





「あ・・・う、れ、んじぃ・・・じゃん?」





はニヘラと笑った。
だけど、その笑い方は・・・異常だ





「柳生が遅かったから迎えに来たんだが・・・?」

「ちょうどイイところに・・・」





そう言って、柳生は柳の方に歩いて行く。
だが、がそう易々とそれを許すわけが無かった。





「まって、ヤギューおじちゃん・・・
って、無視すなよっ!!





あからさまにスルーされました。
だけど、『おじちゃん』なんて言われれば無視もしたくなりますよ。





「コレ、サンの保健のテ・・・」





シュッ







「わ・・・渡すなっつったろー・・・がっ」





間一髪のところで、のプリントが柳生の手から柳の手への移動は免れた。
素早く取ったので、柳生の手が切れてないかが心配です。

だがしかし、ここで疑問を持つことになるのは柳だった。
柳生が渡そうとしてたのは何か?
そしては何故必死に止めたのか・・・?





「・・・

「ん?・・・ミーティングなら、行くけど?」





そう言って、は教室を出た。
少々ご機嫌なのは、先程のプリントを取り返せたからだろう。





「保健のテスト・・・」

「狽モぎぉっ?!!」







ドンガラガッシャンッ









何も無いのにはこけた。
その行動にピンと来た柳はゆっくりとこけたに近づいた。
そして、プリントを取り上げた。





「・・・っあ!」

「やっぱり・・・な」





はぁ、と溜め息をついた柳。
柳の持っているプリントは何を隠そう、の保健テストの答案用紙だ。
そこには素晴らしく赤いバツマーク。





「ご・・・ごめん、なさい」

「まぁイイ・・・」

「え、マジで・・・!?」

「切原と一緒に残勉だけで勘弁してやろう」

「・・・れ、れんじぃの鬼ぃいいい!」




















おまけ

柳生「さんは社会に限らず保健も苦手だったんですね・・・」

仁王「あー。違う違う」

柳生「・・・どういう意味で?」

仁王「あいつ、テスト中に寝とったらしいぜ

柳生「・・・・・大概の阿呆ですね」

仁王「あはは、それ本人に言っちゃりー」






























後書
だから先生に怒られたっていう話。
さんは勉強出きる子だからね!!