まーつぅーわぁー!

























第四十二弾 - ホワイトディ -

























「れんじぃー・・・大好きっ!!」





ギュゥvV





ハートを撒き散らして柳に抱きつく
そんなを引きずりつつも、自分のしたい事をする柳。
流石と言えば流石です。

けど、さんは放っておかないで下さい。





「私は・・・幻覚でも見てるのでしょうかね?」

「否、これが幻覚やったら、毎日が幻覚じゃろう?

「わー。ヤギュにニオサン、チィーッス」





柳にまとわりついてるが片手を二人に向かって振った。
仁王は笑顔で手を振り替えしたが、柳生は半分以上無視

とりあえず、部室の中へ入ってロッカーへ向かいます。





「うわーん、柳生君が無視するよぉ・・・れんじぃ?」

「そういう時は、押してみろ」

「OK、解りました、隊長!!」







バッ





柳から一瞬で離れたよ!!
そしての向かう先は、もちろん。





「ひっしーんーしぃいいっ」





ヒッスィイイ





いつもと違う効果音でくっ付きました。
流石の紳士もこれには大慌てです。





「狽ソょっ?!!」

「アヒャヒャ、吃驚してるしてるー」





柳生の首に手を巻きつけて、プランプランとぶら下がっている。
そんな状態では普通の男子は倒れるでしょうね。
何せ、異性が抱きついてる・・・いや、ぶら下がってるのですから。
だけど、柳生は非紳士だからね。





「い・・・いい加減に、して下さいっ!!」

「きゃー!!柳生が怒ってるぅー」





・・・さんが怯むわけがありません。
柳生が怒っても、が離れる気配はなかった。
だがしかし、はすぐに柳生から離れる運命なのだ。





・・・っ」





ひしっ





「ひょー!!」





の名前を呼んだのは仁王で、の上に乗ったのも仁王だった。
その所為で、は悲鳴を上げた。
否、悲鳴じゃなくて奇鳴か?

ついでに、柳生にしがみ付いていた手も放してしまった。
おかげで柳生は自由の身です。





「意味解らん声出しおって・・・」

「誰の所為だよー」

「んー。俺?」





アハハと仁王は笑った。
は仁王に乗られつつも頬を膨らました。





「で、これプレゼント」

「え、マジ?!!」

「大真面目」





何だろう、とがワクワクしながらプレゼントの箱を開けた。





ビヨーン





そこからでてきたのは何とにソックリな顔。
っていうかビックリ箱です。





「ギャッ!!」

「・・・おー、予想以上の反応」

「・・・に、ニオサンッ!!」

「ピヨッ」





そう言うと仁王はから放れて逃げた。
それを必死に追いかける


なんだか、今日はドタバタしてます。





「柳君・・・何なんですか、今日は」





から開放された柳生が真っ先に柳のところに向かった。
そして問いかけたのだ。





「何だ、ホワイトデーを知らないのか?」

「・・・あ」





柳生、お前もバレンタインにチョコレートを貰わなかったのか?
っていうか、
紳士のお前がお返しをしなくてイイのか?!!





「ヤギューもくれよー」

「・・・・」

「何、そんな顔で見るなよ」





が言ったように、今の柳生の顔は酷いです。
柳生が声のしたのほうを振り向くと同じに顔が変ったのです。
えっと・・・その、変人を見るような顔に変ったのでした。





「否・・・何故、仁王君に乗ったまま言いにくる必要があったのかと思いまして」

「ノリだよ」

「ノリですか」





あんたらやけにあっさり問題解決してるな、オイ。





「なー・・・ヤギューもくれよー」

「嫌ですよ」

「泊ヲ答ですか!?!」

「当たり前です」





きっぱりと柳生は言った。





重いぜよー・・・勘弁じゃー」

「失礼なー。ニオサンが意地悪したのが悪いさ」





さきほど柳生にあれだけ冷たくされたのに復活してます。
さん、復活するのが早いです。





「マジ・・・重いけぇ」

「ひど・・・あ!!





酷い、と言いかけたが何かを閃いたようです。
凄い嬉しそうな顔をしています。





「ニオサン・・・ヤギューからホワイトデーのプレゼント貰ってきてくれれば退く」

「・・・貰ってくるけぇ、退きんしゃい

「・・・ヤダよ」

「あー・・・もう、やぎゅー!」






























後書
この後、無理やり帰り際に柳生にお菓子を奢ってもらいます。
なんつーホワイトデーよ(笑)