違いなんかあったのか・・・!
第三十八ノ弐弾 - 違い -
「よぉ・・・」
ククと笑いつついつの間にか部室内に居る仁王。
毎度の事ながら、何時入ってきたのがが謎です。
「ニオサンじゃーん」
仁王の方を見てニカと笑って手を振る。
その顔を見て、仁王も軽く手を振り替えした。
そのとき丸井は、明日雨が降らないか心配したとか、しなかったとか。
「何、柳生の反応も違うのかよ?」
そして、少し口角が上がった丸井。
否、そこは楽しむ場面じゃないからね。
「・・・」
仁王は丸井だけを呼ぶように手招きした。
チョイチョイとでもいうような効果音が似合うよ。
そして、丸井はそれに軽く頷いて立ち上がって仁王の傍まで寄った。
「・・・じゃけぇ・・・・・よ?」
の耳に聞こえた言葉はそれだけだった。
しかし、丸井はそれを聞いて、笑いを耐えてます。
否、本人居ないから大爆笑してもイイと思うんですけど・・・。
「あ・・の、しんっ!!」
とうとう、耐え切れなくなった丸井はゲラゲラと笑いだした。
その丸井を不審者でも見るかのような目で見ると切原。
その二人を見て笑いたい仁王。
もう、何が何だかワカリマセン。
「あー・・・おっかしー!」
はぁはぁと息を整えつつ丸井は言った。
息が整ったと思われたときに、は丸井のもとに寄って行った。
「何、非紳士はどんな反応すんの?」
目をキランキランさせたが問う。
ちょっとキモ・・・否、カワイイ系です。
「否、お前に言ったら大爆笑するから言わねぇ」
丸井はキッパリと言った。
否、ちょっと待ってよ。
君だって大爆笑してたじゃないですか、丸井君。
「イイジャン!減るわけでもないのに!」
「・・・減るだろ、紳士ポイントが」
紳士ポイントって何だよ!!
と、仁王が少しツッコもうか迷っていたのだが、この会話のまき沿いになりたくないので発言は却下。
「・・・そ、そうか!」
ココで納得してしまうのがだ。
物凄く真面目な顔で頷いてるぞ。
話が通じたので、丸井も少々吃驚だ。
「っつーか、いい加減に本題に戻して下さいよっ!!」
話をずっと聞いていた切原が割って入った。
テテと3人のいる場所まで小走りした切原がまず見たのは仁王だった。
「仁王先輩は?」
「は?」
「だーっから、先輩と先輩の違いっスよ、ちーがーい!!」
切原のいきなりの問いにすぐに答えが出せなかった仁王。
だが、二度目の切原の発言に「あぁ」と相槌を打った。
「とりあえず・・・ん時は異常じゃろ?」
「狽ヘぁあ?!!」
が吃驚して声を最上級にあげた。
そして、仁王の胸倉を掴んだが、いとも簡単に仁王の手によって離された。
「まぁ、落ち着きぃ」
ポンポンと軽く肩を叩かれた。
そして、はそれに答えるように一度深呼吸をした。
スハーと言う声が部室に響く。
「・・・で、異常って?」
パっと顔を上げるの目には仁王が映った。
仁王と目が合うと、仁王は一瞬だけニッと笑んだ。
その笑みが、にとってはかなりの怖物だという。
「単刀直入に言うと、の時は笑顔すぎてキモいんじゃよ」
「そういうこと」
仁王の言葉の後に、丸井がニィと笑んでそう言った。
「狽ネっ?!!」
「あー。笑顔すぎだから不自然だったんスね!」
手をポンと打って納得する切原。
否、笑顔すぎで不自然って嫌な言葉言わないで下さい。
仮にも相手は一個上の先輩ですよ。
「狽、赤也までっ?!!」
切原もが意見に賛成したのではかなりのショックを受けました。
もう、その場で三角座りして、のの字を書き始めています。
「酷い、酷すぎる・・・!」
「漫画みたいな事言うなよ」
「うっせー!!」
丸井がの肩に手を置くが、はそれにもかまわずに叫んだ。
丸井はそんなを見ても笑ってます。
否、先程の笑いがまだ続いているといった方がイイかもしれませんね。
「・・・じゃのうて、やっけ?」
「え、あ・・・はい」
は仁王に向かって挙手した。
挙手した理由は特にないらしいです。
「とりあえず、何で男装なんかするようになったんじゃ」
キパリと言われた一言。
そのとき一瞬だけ、の頭の上に雛が廻ったとか。
それを見たのは切原だけだったとか。
「えーっと・・・それは、言うべき?」
は仁王の目をジーッと眺めて問いかけた。
その答えとして、仁王は頷いた。
「・・・あー。面倒」
チと舌打ちをして言う。
そんな態度ばっかりとってると仁王が怒りますよ。
「んなことばっか言ってんと早ぉ言いんしゃい?」
ニィイッコリと笑んだ顔がの前に現れた。
その笑顔は、幸村とも張り合えそうな顔。
っていうか、仁王滅茶苦茶怒ってます。
内心「早ぉ言えよ、コラァ」みたいな顔になってますよ!!
「狽イ、めん!言う・・・けど、逃げんなよ?」
後書
ひょー!!
めっちゃ微妙じゃ!!
でも、一応違いが判明しましたよ。