誰にだって知られてみたい過去もあるんだと・・・思う、よ?

























第三十八壱弾 - 男の先輩 -

























「ねぇ、先輩?」

先輩って言え」

「ハイハイ、先輩」





適当な言い方で返す切原。
・・・じゃなくて、は少しばかり不服そうです。





「何、俺の事『』っつーのが嫌なわけ?」





ギロリと切原を睨む
そんなにと呼んでほしいのか、この人は。





「つか、先輩なのにさんとか呼ぶのキモイじゃないっスか」

先輩でイイよ?」

「否、そういうことじゃねぇっスよ」





手をおもいきり横に振って否定する切原。
少々のダメージがに与えられました。
うん、50%ぐらいのダメージですよ。





「・・・何でさー。先輩でも不服なのかよー」





グスンと自分で言いつつ問う。
切原がキモイと心の中で思いつつも声に出して言わないのが後輩の優しさです。


まぁ、それは置いといて。

とりあえず、の質問に答えた。





「俺は先輩がイイんですよ、男にゃぁ興味ねぇっス」





否、一応「」も女だからね、切原君。





「じゃぁ何・・・女のがイイわけ?!!





ハイ、ソコ。
オカシイから止めなさい。
となっても、貴方は女ですからね、さん!!





「つか、先輩と足して2で割って下さいよ」





キパリと言われた一言に、はキョトンとなった。
切原の言いたかった事が分らなかったご様子です。





「・・・何を、すると?」

「だーから、先輩と先輩とを足して割るんですよ」

「柏l口切断?!」

「大いに違います」





キッパリと切原は言った。
切原君、君は冷静だ。
しかし、
に対する接し方とに対する接し方が違うように思うのは気のせいか。





「じゃぁ、何なんだよー」





フンと仁王立ちしたが言った。
それに対して切原は、よくぞ聞いてくれましたと言うかのように立ち上がった。





先輩のとき・・・」

「うおーい、お前等何してんだよっ」





ガラと部室の窓を開けて、そこから話しかけてきたのは丸井だった。
中に居た二人は一瞬吃驚していたが、相手が丸井ということで、少し安心した。
っていうか、何に安心したのかハッキリは分からない。





「・・・何、ブン太も会話に入るかー?」





ニシシと笑う
その顔を見た瞬間に丸井が窓を閉めました。





「買uッ!!」





窓に向かって手を伸ばすが、すでに丸井は窓を閉めて逃げる体勢だ。

Q.さて、こういうときは如何するべきか。

1.放っておく
2.呼び止める
3.窓を壊して呼び止める
4.切原を使って呼び止める





「・・・赤也!!」

「ウィッス!」





ガンと思いっきり足でドアを開けたかと思うと、切原は全力疾走した。
がドアの方に歩み寄り、ドアから外を見ようとした瞬間に切原は帰宅しました。
勿論、丸井ブン太という被害者を連れて。





「赤也の阿呆!俺より早いからって!!」

「そんなの・・・先輩に言って下さいよ」

だよ、っ」





皆、それぞれ主張しすぎです。
とりあえず、丸井が適当な場所に強引に座らされました。

そして、横には切原をが座り。
まぁ、いわゆる円形になりました。





「さっきの続きなんスけどね?」





いきなり、切原が口を開いた。
いきなりすぎて、2人ともビビリまくりです。





「あ・・・うんあ。な、にさ?」





君・・・。
君は何故そんな変語を喋るんですか。
ちゃんとした標準語を喋ってください。





先輩のときと、先輩の場合とじゃあ、凄く性格違うじゃねぇっスか」

「・・・・ハイ、ヘイ、ホイ?」

「普通の返事をお願いします」





何となく挙手して言う切原。
ついでに言うと、丸井はあんまり興味なさそうに聞いてます。





「・・・嘘だぁ・・・ねぇブン太?」





切原から顔を移して丸井の方に顔を向けた。
丸井は少しの間考えた。
そして、パッと顔を上げると同じに真顔の顔でこう言った。





「俺に対する接し方は大差ねぇ」





キパリと丸井が言うと、は「ほれみろ」と言わんばかりに切原を見下した。
おかげで切原は少しばかりヘコミ気味です。





「けどなー・・・」





丸井が再び口を開いた。
それに注目するのは、勿論切原との両者だった。
ゴクリと生唾を飲む音が部室中に響いた。





「俺以外の奴の前だと変りすぎてキモイ」





ピシャリといわれた一言にはその場に倒れざるを得なかった。
その一方で、切原は大いに喜んでいた。





「っていうか、どこが、どう変ってんだよ?!!」





ガバリと起き上がると丸井の目の前の前まで顔を近づける
丸井は一瞬吃驚するが、の顔を手で押し返した。





「はっきり・・・は、赤也に言ってもらった方が解りやすいと思うぜぃ?」

「は、俺っスか?」

「そ、お前」





自分を指差してわけが解らないといった顔をする切原。
そんな切原を見て一度だけ頷くと立ち上がった丸井。





「何、赤也・・・俺の違いが解って」

「赤也よりも柳生の方が解り易いがのう」






























後書
アハー。微妙なとこで区切ってみた!!(イラネ!)
とりあえず、この話、無駄に長いですよ。