負けてたまるか、くそくらえっ!!
第三十七弾 - ウノ -
「だうとぉおお!!」
ビシッと指を指す先にあるのはカードの山。
そして、は仁王を見た。
「ハズレ」
「狽、っそ!?!」
バッと仁王のカードを見ようとするだが、その行動は仁王によって止められた。
まぁ、カードゲームですから、相手のカードが分かれば面白くありませんからね。
そういうことで、渋々は元の場所に戻った。
しかし、戻った瞬間に、仁王のカードを見ようと再び身を乗り出した。
ですが相手は仁王です。
の行動など見通してたかのようにカードをサッと裏返しに床に置いた。
「・・・ケチ」
「ズルしようとした奴に言われたくなかよ」
そう言った仁王は、綺麗に並べられていたカードの山から8枚のカードを取ってに渡した。
それを渋々受け取る。
そして、はカードの中を見るがあまり良いカードが無かったのか顔色の変化は無かった。
「んじゃ、次は俺だっよなー・・・・ほい」
丸井は仁王が言った色のカードを出した。
それに続けてジャッカルもカードを出した。
しかも、枚数は3枚だ。
「・・・ジャッカル多いなぁ、ズルでもしてない?」
はジトリとジャッカルを見た。
「く・・」
「配ったのはだろぃ」
ジャッカルの台詞は、見事に丸井に取られてしまいました。
ちょっぴりヘコむジャッカル君。
でも、もう慣れっ子だから大丈夫☆
「だけどさ、カードにトリックでもしてたかもしれないし!!」
必死に訴える。
ですが、ジャッカルはそんなことしませんよ。
だってジャッカルは少し優等生なんですからね。
「仁王じゃあるまいし」
「・・・まる」
「否、俺は何も言ってねぇーよ?」
仁王が丸井の名を呼び終える前に丸井は答えました。
いわゆる即答というやつです。
「ハイハイ、ブン太が『ニオサンじゃあるまい』んぐぁあっ?!!」
「だーから、俺は何も言ってねぇっての」
手を挙げて丸井の言ったことをチクろうとしたですが、丸井によって口を塞がれて阻止されました。
だって、丸井は仁王にバレないように必死なんですから。
とりあえず、ニッコニコした顔で丸井は仁王を見ていた。
そんな顔で仁王が騙されるわけもないですけどね。
「まぁ、今だけは許しちゃるよ・・・・・・後で、覚えときぃ?」
「・・・・・・お・・・・・・・うっ;;」
仁王君が最上級に怖いです。
丸井を睨む目が、もはや人間の目ではありません。
「じゃぁ・・・って、アイツどこ行った?」
次の順番の奴が居なくなった。
その居なくなったやつは切原赤也。
先程、真田から呼ばれて未だ帰ってこない。
は27%ぐらい心配していた。
「・・・説教?」
「いーや、今回は説教じゃなさそうじゃよ」
ニタリと笑む仁王。
その顔は何かを知っている顔です。
仁王の顔に残っている3人は目を合わせた。
だが、誰も役にたつはずがありません。
皆そろって肩をすくめた。
だがしかし、そこで真っ先に行動に出たのがサン。
スーッと仁王の真横に密着した。
「ねぇ、ニオサン・・・教えて?」
「しょうがなかねぇ・・・・って、何見とんの」
の視線がカードに向かっていることに気付いた仁王はすばやくカードを裏返しに床へと置いた。
流石の速さにもカードを見ることが出来なかった。
チッとかすかに舌打ちをしただったが、皆その事には触れなかった。
理由=後々面倒になりそうな気もするから。
「否、いきなりカード拝見?」
「止めんしゃい」
ググと頭を押し返す仁王。
それに負けじと必死に仁王のほうへと頭を押す。
そのやり取りに見向きもせずに、丸井はが放置しているのカードの中身を調べていた。
「って、まてや、丸いぶんたぁああっ!!!」
ギュァンッ
「狽、をっ??!」
ガゴンッ
哀れ仁王。
がいきなり頭を避けて丸井の方へと向かったおかげで床と正面衝突事故だよ。
仁王君は未だに起きてきませんが、丸井もも知らない。
知っているのはジャッカル桑原のみです。
さぁ、ジャッカルどうするっ?!!
「あー・・・ジャッキーまで何処行くんだよーっ!」
丸井と取っ組み合いをしているはずのがジャッカルの行動に気付いた。
そう、ジャッカルの取った行動とは『逃げる』でした。
さて、逃げることの出来なくなったジャッカルは元の場所に戻って正座しました。
それを見たは丸井との試合を放棄してジャッカルの元へとやってきた。
「何、ジャッキーどった?」
「ん・・・お前の所為で俺はまた苦労しそうだぜ」
「それは失礼さま」
さんはワケが分からずに言ってますよ。
とりあえず、ジャッカルに侘びだけ入れとこう精神です。
「何、ジャッカル落ち込みぎみ?!」
ワクワクと何が楽しそうなのか分からないが丸井が二人の間を割って入った。
そこで今日の第二試合。
ジャッカル争奪戦が始まってしまった。
ガチャリ
「たっでー・・・・っ?!!」
切原が戻ってきた時に見た光景は、仁王が隅っこの方で3人を物凄く不機嫌そうな顔で睨んでいた。
そして、その睨まれてる3人はUNOのカードをバラバラにしながら喧嘩をしていた。
といっても、ジャッカルは被害者ですけどね。
「・・・な、にがあったんスか、コレ」
ボソリと誰にも聞こえないように切原は言った。
後書
ウノ関係ねぇ!!(爆)
とりあえず、文章が全然まとまり無くてすみません;;
次のはまとまるようにしよう・・・。