今年最初の部活が始まりました。
第三十四弾 - 結果 -
「おっかしいだろっ!!」
ドンッ
部員たちのために作ったと思われるドリンクが地面の上に落とされた。
だけど、フタがついているので中身は零れていません。
「・・・先輩、頭壊れました?」
「ちっげぇーよっ!!」
バフッ
切原にタオルを投げつける。
タオルは投げつけられても痛くないので安心です。
「んじゃぁ・・・何がおかしいんスか?」
コロコロと転がるドリンクを一つ手に取った切原が問う。
他のドリンクは転がしたままです。
可哀想なドリンクたちです。
「何って・・・・言えないわっv」
一回回って、ニヘランコと笑んだサン。
「・・・まっるいせんぱーい、先輩が壊れましたよー」
「狽ハぁにをっ?!!」
「いつものことだろーぃ」
「まるぃいいいいっ!!!」
が丸井の方に全力疾走する寸前に、切原が止めました。
しかし、が全力疾走しようとしたために、ドリンクが数個飛んで行きました。
飛んでいったドリンクがジャッカルに当たったなんて言えない。
「放して、赤也っ!!」
「放したら、丸井先輩に突撃するでしょ?」
「あ・た・り・ま・え!!」
何だ、この偉そうな態度。
切原君が少しだけ・・・本当に少しだけ困ってますよ。
「まぁまぁ・・・何怒ってるのか」
「怒ってねぇえええ!!」
絶対、怒ってるよこの子。
それより、ここまで怒っているを止めるのは少しだけ困難なのです。
だから、切原も対策を考えるためにを放しました。
「・・・ん、ギョ・・・ゥ・・ペッ」
変な声と共に、は地面とご対面です。
否、もうキスしてます。
「大丈夫っスか、先輩?」
「・・・大丈夫じゃありますぇーん」
「あぁ。大丈夫っすね」
ガバッ
「蝿痰、ってばっ!!」
起き上がると同じには叫んだ。
どうしても、切原に心配させてみたかったらしいです。
「つか・・・先輩、気にしすぎですよ?」
切原はの目線と合わせるようにかがんだ。
そうするとは切原を無言で凝視した。
それが一番怖いんだよ。
「・・・せーんぱ」
「でもさ・・・凶だったじゃん?」
いきなり口を開いたかと思うと、このまえの正月の出来事のことを言った。
そう、が引いたおみくじは凶だったのだ。
「普通、あんなとこで凶とか・・・」
「俺引いたことあるがのう?」
「「柏m王(先輩)っ?!!」」
呼ばれても無いのに飛び出してきた仁王。
とりあえず、そこら辺に転がっていたドリンクの一つを取り上げた。
そして、中身を半分ぐらい飲んだ。
「・・・ぷはっー・・・やっぱ水分補給は必要」
「何、まーくんは凶引いたの?」
「、その言い方はキショかよ」
仁王でもに言われて不愉快なあだ名はあるそうです。
物凄い嫌そうな顔をしていますからね。
「あ・・・うん。で、ニオ引いたの、大凶?」
凶から大凶へと話は変更しています。
いつ、そんなことになったんですか、さん。
「ごめいとー」
「買Qッ?!マジっスかぁ?」
絶対に嘘だとでも言いた気な顔で切原は仁王を見た。
すると仁王は一度だけ頷いた後にもう一度ドリンクを飲んだ。
「・・・で、何かあった?」
ワクワクしつつ返事を待つ。
そして、仁王は少しだけ考えた後に口を開いた。
「ぁ・・・レギュラーになれた」
「「狽ヘぁ?!!」」
吃驚すると切原。
そんな二人を少しだけ吃驚しつつ見る仁王。
というか、大凶なのに良かった事言ってどうするんだよ、仁王さん。
「おっかしいだろうがっ!!」
バフッ
本日二度目のタオル投げ。
やはり、今回もあまりダメージは無いようです。
「・・・な、んじゃい」
「普通、大凶だったら嫌な事とか悪い事が起こるわけ!!」
「・・・俺、普通じゃないからのう」
「だぁああ!!そう言う事じゃねぇっつーの!」
そう言ったは地団駄した。
思いっきり強く地団駄したので、下手すればコート付近も揺れてしまいますよ。
「凶・・・なのに、きょう・・」
ブツブツと独り言を言いつつ、タオルを配り忘れていたのを思い出したがタオルを配りに走った。
途中で真田に投げつけようと心に決めてもいます。
「つか、仁王先輩・・・・先輩を止めてくださいよ」
「無理に決まっとろうが?アイツ一回動き出したら止まらん奴やぜ?」
あとに残った二人はハァと溜め息付くだけだった。
後書
サンは凶を引いてました。
アハ・・ハ、御免なさい。
ついでに言うと、仁王は大凶をも覆せる詐欺師です(謎)