チャーラーラーチャラララッララー(パンパン)

























第二十七弾 - 野球 -

























「うおーっし、そこだー!!」

「いったー!!」

「デカイッ!ホームランいけぇー!!」





無駄にデカイ声を出して、高校野球を見ているのは立海テニス部レギュラーの一部だった。










バァンッ





そして、いきなり勢い良くドアが開いて、そこに居たのは真田だった。





「五月蝿いっ。外まで声が聞・・・」

「「「うっわっ。アウトじゃん!!!」」」





真田の怒鳴り声も届かずに、・丸井・切原の三人の声が部屋中に響いた。
しかも、真田はその三人の声に吃驚して少々止まってしまった。

ついでにその三人は真田が来たことに気付いていないのである。





「3アウトでチェーンジかよっ・・・赤也、その菓子取れー」

先輩人使い荒いっスよ・・・ハイっと」

「全然大丈夫な範囲だっつーの!!てかサンキュv」





最高級の営業スマイルで、切原にお礼を言った
しかし、切原はそのスマイルを野球が再開した所為で見損ねてしまいました。

まぁ、だって半分テレビの方向を向いていたので
切原には真正面からの笑顔は見ることは出来ませんがね。





ー。その菓子俺にもまわせぃ!」

「しゃーねーなー・・・」

「ぶったるんどるっっっ!!!!」

「「狽ウ、真田(副部長)?!!!」」





ようやく、我を取り戻した真田は・・・その瞬間に叫んだ。
勿論、気付いていなかった奴等は驚いて、真田の方を見るのは当たり前。
しかし、だけは未だテレビに釘付けである。





「つーか、何か出ちゃったよー」

「狽ネ、何かとは何だっ!!」

「そのまんまっ」





パキッというお菓子を割る音と共に、真田はダメージをいくらかくらった。
しかも、邪魔な事この上ないドアの前でしゃがみ込んでのの字を書いている。
そんな真田に一緒について来ていたうちの一人の柳生が励ましの言葉をかけてあげた。





「おっ・・・ブンブンッ、赤也っ。立海が守りきった!!」

「マジっスか?!!」

「マジマジ!!」

「コレならいけるんじゃねぇーの?」





三人のワクワク感がUPした。





「ほほう・・・でも、次の回で点取らんと負けじゃろう?」





ピシッッ





ついさっき、ワクワク感がUPしたばかりだったのに、仁王の一言でワクワク感が大幅ダウン。
ついでに、石化したのはだけです。





「何じゃ?・・・俺なんか悪い事でも言ったんか?」

「うっせーなっ!!俺等頑張って応援してんのに、仁王がそんなこと言ったからシケただろぃ!!」

「そーっスよ!」





なんだかんだで、仁王に対抗する丸井と切原。
あんまり、対抗できていないって言っちゃ駄目ですよ?





「つーか、真実じゃからショウガナイったい」





仁王がキッパリと言い張ったので、丸井と切原がさらに落ち込んだ。
その姿を見つつ、仁王はテレビの見やすい方向へと歩いていった。





「ん・・・
れ?!ニオニオ何時の間にコッチに来たんでい?!





落ち込んでいる二人と固まっている一人が、気付かない間に仁王はテレビの目の前を陣取っていた。





「何時って今じゃけど?」

「ぁ、そーな・・・・」

『いったぁー!!!』

「「「「狽ネ?!!」」」」





テレビの中からのアナウンサーの大声が聞こえた。


その声に、テレビに近い4人がテレビのほうに振り向いた。
そして、テレビを見た4人はそのテレビにしがみ付いて見始めた。
そのおかげで、真田や柳や柳生とジャッカルが試合を見れなくなってしまいました。





「おいっ!お前等、テレビ見れ・・・」

「ぉー!!いっけいけーぃ!」

「叩き出せっス!!」

「次4番じゃろ?!!」

「いっけるんじゃねー?!!」





ジャッカル君の声が届くわけがありませんでした。
可哀想なジャッカル君は柳生君に慰めてもらいました。





「「「「よっんばん!よっんばん!!」」」」





何時の間にか、さっきまで冷めた雰囲気だった仁王もかなり燃えてます。
そして、4人で四番コールしてます。





『さぁ、どのようなバッティングを見せてくれるのでしょうか・・・』





四番がバッターボックスに入った瞬間、4人とも生唾を飲み込んだ。





『一球目、投げました・・・・ボールですねー』





一球、一球に面白いぐらいビクビク反応する4人。
そして、ボールのときには胸をなでおろし、ファールのときにも同じような雰囲気になったり。





『カウントは2・2です・・・とぁ、うったぁ!!!

「「「「きたぁー!!!」」」」

『しかし、レフトが居る、
レフト眩しい(太陽で)!・・・落とした!!

「回れぇー!!!」




















「あの4人が一丸となれば駄目だな」

「そうですね、私たちがテレビ見れる隙間すらないですよ」

「だからって、俺の言葉無視すんなよな」





未だテレビに夢中の4人を見つつも、残りの4人は会話する。
そんな中でも、真田は特に落ち込みながら





「事務室だからあれほど騒ぐなと言ったがずだったんだが・・・」

「弦一郎・・・無駄な発言だったな」






























後書
甲子園はもう既に終わりました。
ずーっと前からこのネタ溜めてたのにっ!!(ぇー;;)
もっと早めに書き上げればよかった(泣)
野球の結果はご想像にお任せします。