テストだから今日は学校の机の前にいます。






























第二弾 - テスト -






























今日は珍しくが教室に来ていた。
いつもだったら、学校には来るが大抵は屋上や部室などで時間を潰していた。
だが今回はテストということで、仕方なく教室にいることにした。










カタカタカタ・・・・










皆のシャーペンが走る音だけがした。
そんな雰囲気になれないは少し苛立ちを感じていた。










カタカタカ・・・





























バキィィィィ










そして、とうとうシャーペンの芯を折ってしまった。
ヤバイと思い少し周りを見回したが、誰もそれを気にすることはなかった。





「そこまで。後ろの人、用紙集めて」








ガヤガヤ・・・・








一瞬にして教室は騒がしくなった。



は一番後ろの席だったので用紙を集めた。
その答案用紙を集めている時に
さり気なく見てしまった前の人の答案用紙には自分の答えとはまったく異なる答えが書いてあった。
コレはやばいよな、と心の奥底で言った。

























ガチャリ





「チワー・・・
っとぁ?!

「せ・・・先輩ぃ〜。俺もうやっべぇッスよぉ〜」

「マジで?!・・・
ってか何やらかしたのさ?





泣きついてきた切原氏の話によると
前日もテス勉をやってなかったので今日のテストの点数がヤバイらしい。
そこで、励ましかのようにがコッチもヤバかった☆とウインクつきで言った。
その言葉によって切原の回復は目の前だったが、そこで出てきたのが柳生比呂士だった。





「そんなこと言って、サンはいつも学年のトップクラスじゃないですか。」










ドッキンコ










の心臓の音が部室内に響いた。
そして、その柳生の言葉との部室に響いた心臓の音を聞いた切原が
こんの裏切り者っという顔つきでを見た。





「で・・・でもさ、今回はワッカンナイジャン?」

「・・・・・・・・最後の方、片言だったッスよ?」





冷や汗がの頬をつたった。
しばしの沈黙の後、がハッと思い出して言った。





「ってか、今回のはマジでやっばいんだって!」

「学年トップの人には言われたくねぇッスよ。」

「いやいや。今回のテスト、
前の人と殆んど違う答え書いてたんだって;!!





そこでまたもやしばしの沈黙・・・。










「って、貴方って人はどれだけ間違うんですか?!」










真っ先に口を開いたのは柳生だった。
んなこと言われてもなぁ、と苦笑し軽く答えたを見て何気に赤也は勇気をもらった。





「やっぱ、俺めげずに頑張るッスね!!」





ニィと笑って部室から慌しく出ていった切原を見送った後に、部室に残ったのはと柳生。



切原が居なくなったので少し静かになって
とりあえず今日の仕事やらなきゃねーと思いが椅子に座ると同時に、柳生の口が開いた。





「・・・そういえば」

「何?・・・・・・・
もしや、愛の告白?!





バキッ





ジョウクで言ったはずの日本語に対して、柳生は思いっきりの暴力を返してくれた。





「ぃったー!!マジで殴んなってのー!!」

「貴方の前の席の人って、確か校内一の有名人ですよ?」





さり気にスルーされたが、校内一の有名人と聞いた瞬間の目は輝いた。





「マジ?!・・・芸能人とかー?!」

「・・・何言ってるんですか。あの人は校内一の馬鹿ですよ。」





またもや、しばしの沈黙。





「うっそだー!!マジかよー!!ってかお前さり気、何気にひっでーこと言ってんぞ?!」

「本当のことを言ったまでです。」

「ぅわー。柳生クンって最低ー。」





バキッッ





本日2度目の暴力です。
さっきよりも思いっきりやられたので、は痛さで喋ることさえできなかった。





「貴方は何を言い出すやら・・・。」





とだけ言って、部室を後にしようとした柳生をが止めた。





「・・・ってか・・・・赤也には、言うなよ?」





解りましたの合図として、手を上げてくれた。










バタン










ドアが閉まった。
その瞬間を狙ってが次に取った行動は





「・・・・プッ・・・ハハ・・アッハハー。紳士が手上げてたしー・・腹いてー





その場に誰もいなかったので、大爆笑という結論になった。














バーンッ














「・・・?!」





勢いよくドアが開いたなと思うとそこには柳生比呂士健在。
走ってきたようで、息が荒かった。





「や・・・やぎゅうクン?・・・ナゼニココニイルノカナ?

「あ・・貴方って人は、どうも私を怒らしたいらしいですねー。」





ゼェハァ言いつつもさすがテニス部の鍛えてることだけはあって
喋り方は普段と変らなさ気に聞こえる。





「ぃや。そ・・・それは、何かの間違いよ☆」

「その、行動が怪しいって言ってるんですよー。」

「ぅわっ?!ちょ・・ヤギュー、暴力反対だってー!!」