赤点取ったらどうなるかって知らなかったっけ?

























第十二弐弾 - 赤点 -

























「んで、結局赤点だったってわけ?」

「・・・ッス」





とりあえず、切原を体育座りにさせると先輩方によるお説教タイムが始まった。





「んで、何点・・・だった?」

「・・・・・・・・」





切原は無言でに英語の解答用紙を渡した。
その解答用紙を見たは、一瞬言葉が出なかった。

たかが中二の英語のテスト
されど中二の英語のテスト
とはこれの事かと思ってしまうぐらいに驚いていた。


その異常な驚き方に、周りの皆が驚いた。
そして、その解答用紙を皆に回すように仁王がに言って、皆の手元を回っていった。





「な・・・何じゃ。この解答用紙?!」

「つか、コレ悲惨だろぃ?!」

「ありえねぇ」

「先輩たち五月蝿いッスよ!!!」

「そーだそーだ。特にジャッカルには赤也の気持ちなんて分かるまい!!」

先輩もッスよ!!」





ジャッカルが英語得意だからって、一方的に苛めるのはよくないです。
そして、切原君の言い文はあってると思います。
だって英語は苦手ではないので、赤也の気持ちが分かるのか不安です。





「つーか何故に赤也はこんな簡単なところで間違うわけ?!」





バァンという効果音がとても似合いそうな雰囲気で
は切原の目の前にテストの解答用紙を出した。





「・・・そんなの解んねぇんスよ」

「何処が、如何解らんねーん!!」





ぅわー、関西弁になってますよ。さんー。





しかも怒ったときにちゃぶ台返しのような行動をとるのは止めましょう。





「全部・・・ッス」





本当に解らないという雰囲気を漂わし、否本当に解ってないのだが
切原は、誰とも目線を合わせずに言った。





「・・・しゃぁねぇ。赤也に英語教える!!」

「どーも・・・・・・

「「「って、ぇえ?!」」」」





約4名驚きました。





「だって、赤也解ってないじゃん」

「だからって、何故にが教えるじゃ?!」

「・・・・お前ら部活あるだろーが」





しばしの沈黙と共に仁王は反撃を試みた。





「てか、お前もマネージャーじゃけん。教えるのは・・・」

「マネージャーはまだ居るでしょーが」

「でも、やっぱ一年のマネージャーだけだと・・・」

「なーに言ってんだよ。頼れる奴だし、普通に働く子だよー?」





そんなこと言ってるんじゃない!!





少数の人がそう思いました。
しかし、がそんなことに気付くわけでもなく





「んじゃぁ赤也ぁ、放課後の英語特訓忘れんなよー?」

「ぅ・・・ゥイース!!」





生き生きしちゃってるよ、二年エースが。

その後はその教室を飛び出して、屋上で授業をサボってたわけですが
レギュラー陣は、切原をぼこるのに授業をサボってしまったんですよ。
























それでもって気付けば放課後。部活の時間!!





ガタンッ





「わりぃー。赤也遅れてしまったー」

「いいッスよ?別に?」





ヘラリと笑って切原はに挨拶と返事をした。





「何じゃも遅かったのう」

「ありゃー。ニオサンとヤギューが居るじゃーん」





只今部室に居たのが、を待っていた切原と衣装交換中の仁王と柳生であった。





「ぅわー。チェンジご苦労さま」





とだけを2人に言うと、は切原が座っているところまで行って教科書を出せと言った。
その言葉に答えるように、切原はカバンの中から英語の教科書を取り出した。





「んでー・・・何処が解らなかった?」

「全部ッス」

「んじゃぁ『There is a big picture on the wall』
 と『There were a lot of people in this town』の二つを日本語訳して下さい」

「ぅいーッス」





返事だけは良かったものの、その後の出来は最悪だった。
気がつけば出来ない物だらけで、一年生の復習に入っていた。





「ぇーっと、一般動詞がコレだからこの文の疑問形だとDo〜?になるわけよ。
 でも、一般動詞でも主語が三人称、って自分と話し相手以外の人のことだけど・・・その三人称だと
 三単現は三人称・単数・現在形の略・・・ってのがつくから、Does〜?になっちゃうんだよ。
 んでもって、助動詞がある文だと、その助動詞が前にくるようになるんだよね。
 例えば、canだとI can〜.がCan I〜?ってことになるわけよ。
 後は・・・過去形の文って2年でならったでしょ?アレの場合が何人称でもDid〜?になるんだよ」


「全然わけわかんねぇッス」





その場にいた残りの二名にもの説明が滅茶苦茶なので半分解ってないですよ。





「ぁー・・・そういえば」

「「「?」」」





いきなり仁王が口を開いたかと思うと、柳生の毛を整えるのを止めてのところに来た。
何だよー?といった顔では仁王を見上げた。





「お前さんの社会のテスト・・・見てないんじゃがのう?」





ギックリンコ





今までで一・二を争う不思議な音が部室内に響いた。





「ぃや・・・まだ帰ってきてナインダヨ」

「今日は、全学年共通でテストが帰ってくるはずですが?」





柳生が眼鏡をクイッと上げた。(+逆光)





「ぇーっと、センセイガ渡シテクレマセンデシタ!!」

「そんなわけなかと!!早ぅ出しんしゃい!!」

「嫌だ!!絶対社会だけは見せないんだー!!!!!!」

















おまけっぽいもの

ガチャ

仁王「ぁ・・・真田」

真田「何だ。まだいたのか?」

柳生「ぇえ。あの人が社会の点数を教えてくれませんからね」

真田「の社会の点数?・・・確か五・・」

「ダマラッシャイ!!!」































後書
おまけでやっと真田登場。
ぁー。何でコンナに微妙なんだろう?