忘れたころにやってくる
第十二ノ壱弾 - 返却 -
ダダダダダダダッ
ローカをものすごいスピードで走っているような音が聞こえた。
ダダダダダダダダダダダダダダッ!
否、現在進行形なのだが
バッコーン
「れんじぃー!!居る居る居る?!」
部屋に入ってきたとたん、キョロキョロと周りを見回して柳を探し始める。
その慌しさ、というか五月蝿さにウンザリしつつもそこにいた柳は答えた。
「五月蝿いぞ」
「居るなら返事しろよなー。ってかね、見て見て!!」
バッと柳の目の前に出されたものは、この前やったテストの解答用紙だった。
その解答用紙を取り上げた柳は、そこにあった英語・理科・数学・国語の点数を見てみた。
すると全て95以上はあった。
「なんだ、普通じゃないか?」
「だって、前の席の奴と答えがぜんっぜん違ったから不安だっ・・・・」
「何じゃ?ソレ」
と言って、仁王がいきなり現れたかと思うと
柳の手の中からのテスト用紙を奪ってマジマジ眺めた。
「のテスト用紙は丸ばっかりじゃのう」
「だろ?!やっぱ天才的ィ!!!!」
ニカッと笑って人の台詞をパクッテ言った。
「にしても、コレだけ点数が取れたんですか?」
何処からとも無く現れた柳生が2人、否3人の会話に入ってきた。
「だって、天才的だもん」
だから、人の台詞をパクッテはいけません。
「ところで、皆はどのくらいだったんだよ!!」
と言って、はそこにいた奴らを眺めて問いかけた。
その問いかけに皆は、カバンの中からテストの解答用紙を取り出しての目の前に出した。
「ぅわー。見事に凄い」
「じゃろ?」
「いや。ニオは数学だけじゃん?90以上て」
「コレでも俺は頑張ったんじゃがのう?」
「ってか、れんじぃーは流石って感じ?全部90以上あるじゃん!」
仁王は、あからさまにに無視られました。
そんな可哀想な仁王が、隅っこの方でのの字を書いていたので
パートナーである柳生が適当に慰めてあげておいた。
「ところで、柳生は何故にこんな点数なわけ?」
「何か悪いところでもあるんですか!!」
未だに仁王を慰めつつも、への応答は忘れません。
「だって・・・ねぇ」
「何ですか!!その目は!!!」
「只コンナ点数が取れるんだなぁと」
「何じゃ?!柳生の点数がそんなに面白いのか!!」
と言って復活してきた仁王は、柳生を跳ね飛ばしてのところにやってきた。
そして柳生のテストの解答用紙を見ると
「・・・ALL90点?!」
全ての解答用紙に同じ数字がズラズラと書かれていた。
「ニオー・・・・凄いって言ったろ?」
ケラと笑っては、一瞬データ以上の何かが柳生にはあると考えてしまった仁王に言った。
ガラッ
「なーんだ、結構人そろってんじゃん」
ドアが開いたかと思うと、何故此処に立海のレギュラー人が集まってくるのかが不思議なのだが
とりあえず、丸井とジャッカルも此処の部屋へとやってきた。
「ブンブン+aじゃーん」
「俺は丸井ブン太だからなー」
「つか俺はおまけかよ!!」
サラリと流した丸井とおもいっきりツッコんだジャッカルは、その後すぐに本題に入った。
「でさ、お前らは赤点取った?」
「「「「全然問題ナシ!!!」」」」
「やっぱ、そうだよな・・・ってか今回のの凄まじい点数は?」
その言葉に、前回のの合計点数だけを知っていた奴ら(柳生・仁王・ジャッカル)が耳を疑った。
凄まじいとは、多分凄いヤバイときに使う日本語のはず。
「えーっと・・・まぁ。いつも通り」
「やっぱりなー。今度真田に教えてもらえば?」
「そんなもんいらねぇです」
「弦一郎の教え方も面白いと思うが?」
「そんなんだったら、れんじぃーに教えてもらうからイイ」
かなりの確率では真田を好んでいない事がここでも分かります。
「というか赤也は?」
周りをキョロキョロ見回して、これだけレギュラーが揃っていれば全員集合させたくなるのが。
しかし、あえて真田は?と聞かないのがやっぱりだ。
「だって、アイツ二年だし。此処まで来るか?」
「でもここまでそろったんだし全員集合させようよ!!」
「じゃぁ、俺は弦一郎を・・・」
「あと足りないのは赤也なの!!」
真田君があまりにも可哀想です。
なので、この後コッソリこの部屋を出て柳は真田を呼びに言ったのです。
まぁ、ソレはさておき
のわがままで切原までもが此処に到着してしまった。
「つーか、呼び出して何スか?」
あからさまに不機嫌な声で仮にも先輩方に向かって言った。
「へへぇーvv赤也の点数知りたいんだけどv」
ギックッ
の質問に必要以上におかしい行動をとった切原。
そんな行動をとってしまったのでその場に居た全員が分かってしまった。
「「「「「「お前、赤点だったのかよ?!」」」」」」
「・・・ゥィッス」
後書
赤点を取るのは赤也だけ。
ブン太は適当に勉強していると思う。
てか続いちゃったよママン!!