今日も今日とて今日が過ぎ

























第一弾 - 部活 -

























ガチャリ・・・・






「・・・赤也ぁー。マジで助けてよ、ってか助けろ

「ぅお?!
・・・せ、先輩居たんだ。・・・ってか、今日もだったんスか;;?」

「ぉー。毎度毎度・・・コッチの身にもなれっての」





ブツブツ喋って、どこか抜けている状態では後輩である切原赤也と話していた。


話していたというか、
部活に堂々と遅れてきた切原が部室に入ってきたと同時に
部室内にいたが勝手に話しかけたのだった。





「ってか、真田副部長は先輩のこと心配してるんじゃないんスか?」

「ぃや・・・心配してくれんのはいいけど、アイツは
やりすぎ。

「ぁ!じゃぁもしかして、アレはあれで
愛の証言かもしれねぇッスよ?





赤也にとっては、他人事なのでケラケラ笑いながら言った。
このくそガキめ、とが小さな声で言ったのは聞こえてなかったらしく反応が返ってこなかった。


会話が止まりそうになったので、は適当な日本語を並べて言った。





「まぁ・・・愛の証言って顔じゃないけどなー。」

「そッスね。」





あ、やっぱそう思う?と返した言葉と共に
意見一致に、悪いことをしたガキの様に2人してニッシシと笑っていた。




















「・・・赤也?・・何話してるんじゃ?」















部室のドアが少し開いていたらしく、ガチャとドアノブを回す音は聞こえなかったのだが
気付けば仁王雅治が此処に居た。





「何々?ニオじゃん。何故に此処に出現してるんですか?」





何故か敬語で語りかけたに仁王はニッコリ笑って言った。





「ちょっと擦りむいたから、バンソウコウもらいにきたんじゃ。」

「ぁー・・・バンソウコウ張る前にソコ洗ってきてくださいよー?バイキン入るからねー。」






救急箱の中をあさって見つかったバンソウコウをはいよっと仁王に渡した。
どーもと軽く礼を言った後、仁王はフと思い出して言った。





「ぁー。そういえば・・・赤也は何故に此処にいるのかのぅ?

「!!」





切原は、先輩どうしが話し合っている時にパパパッと着替えを済ました。
そして、あと少しのタイミングで出れたはずの部室。
なのにタイミングが少し遅くて先輩に言われてしまった。





「ぃやーだなー。ちょぉっと、先輩に用事があったんスよぉー。」

「へぇー。・・・どんな用事があったけぇの?」





両者ニッコニッコしながら対立しています。
はそんな2人を見つつ、何時見てもこいつら飽きないなぁと言った言葉は伝わらなかった。
勿論、伝わっていたらの命にかかわります















数分間そんな微妙な戦いが続いていた。
しかし、時計を見ると休憩時間まであと30分前後。
未だに何も用意をやっていなかった、さすがにここまでくるとせっぱも詰まるものだった。





「そろそろ行こうかな?・・・ってか、この2人ほって行って良いかな?」





何を言っても気付いてくれなさそうだし、イロイロと面倒だったので
その2人をほって、は部室をあとにした。















バタンッ















おもいっきりドアを閉めたはずだった。
しかし、2人とも気付かない様子で歩く途中で後ろを見たが、部室からは誰も出ては来なかった。







「・・・気付けよ。」
































ザァァァァ





場所は変わって、今は水道のある場所でタオルを洗って干しているところだった。
大量にあった使われた後のタオルは汗を十分吸い取った後のきつい臭いがした。
それでも、文句一つ言わずに仕事をテキパキこなしていた。





「・・・ぉい。もうすぐ休憩に入るぞ?」

「んぁ?・・・なんだジャッカルかよ」

「なんだって何だよ!!」





後もう少しでこの仕事が終わりかけていた時にジャッカル桑原が
に休憩までもう少しということを言ってこいと言われてパシリとして此処にやって来た。





「ってか、もう休憩かよ?!・・・早くねぇ?」

「ぃや。別に早かねぇけどよ」

「そーそー。が部活やらずに遊んでっから早いんだろ?」





部活中なのに、風船ガムを膨らましながらやってきた丸井ブン太が言った。
ジャッカルの帰りが遅くて休憩になってしまうかもしれなかったので、代表して丸井が此処まで来た。





「一様コッチも大量の仕事やってるんですけどー?」

「コッチは大量のメニューこなしてんの。」





は朝から機嫌が悪かったのに、更に機嫌が悪いかの様子で言ったが
丸井はそれをニィと笑って流した。
どいつもこいつも馬鹿にしやがってと、言葉に出すことは出来ないので心の奥底に封印した。





「んで?ドリンクの用意等々出来てんの?」

「・・・・ぁ。ドリンク作ってねぇし」

「「はぁ?!お前今まで何やってたんだよ?!」」





さっきまで、黙っていたジャッカルまでもが声をだして驚いて叫んだ。





「ぃや、だってよ?ニオと赤也の決闘面白かったしね?」

「理由はスンナ。まぁた柳生に怒られんぞ?」










ビクッ










柳生に怒られるという言葉を聞いては身震いした。
此処では大抵真田がに怒ることはないので、柳生が代わりに怒っているということだった。



その怒り方は、怖くはないが非常に長い時間にかけて怒られるので
はどちらかというとその説教だけは嫌っていた。





「・・・それ、勘弁。」

「だろ?とりあえず、今からでも俺らが適当に誤魔化しとくから、早く作ってこいよぉー?」

「ぉー。」





丸井とジャッカルを見送った後、めんどくせぇ等の愚痴を言いつつ
ドリンクを入れるためのボトルが入っているカゴを持って校舎の方を向いて歩いていった。





「ぁー・・・今日も今日なりー。」