特別な日だっつったろ?
00月00日
「はっぴばーすでぃ?」
「・・・・」
にこにこ、と笑いながらは丸井の顔を眺める。
しかも手は丸井の目の前に差し伸べています。
「ぶーんちゃんっv」
「・・・きもい」
「んなこと、どうでもイイからよー」
「イイのかよっ!!」
とりあえず、自分がキモいと言われたのですから、ソレ相当の反応をして下さい。
だけどもはそのような反応は返さない。
ただ、丸井の目の前に手を差し伸べてニコニコしているだけです。
否・・・そのニコニコがオカシイんですけどね。
さんがそのように笑ってることがオカシイんですけどね。
「・・・つか、マジうぜぇんだけど?」
「ブン太だけじゃん、うざいの」
お前がお前自身をうざがるわけねぇじゃん!
と、丸井は思った。
まぁ丸井じゃなくてもそう思うだろう。
「で、で、で・・・プレゼントくれよぉーう」
「無理、お前にやるもんはねぇ」
「うっわ、酷くないですか。丸井君!」
「そーだなー」
「何、そのヤギュみたいなテンション」
ぶー、と口を膨らます。
それをおもいっきり無視する丸井。
どうか、さんを構ってやって下さい。
「マジでプレゼント・・・」
ガチャ
「あ、丸井先輩じゃん!」
こんにちわ、と挨拶を交わすと2年エースは自分のロッカーの方へと歩いて行った。
ちょっと待って。
オカシイところがあるじゃないですか。
さっきからこの部室の中に居たのは丸井と。
丸井と・・・。
「無視すんなよ、ばかやぁあああ!!」
ガバンチョッ
素敵な効果音と共には赤也にしがみ付いた。
バランスを少し崩しながらも切原は必死でその場に立ち踏ん張った。
「っ、先輩・・・」
「ちょっと聞け。ブン太の助丸が祝ってくんねーの」
あー、と奇妙な声を発しながらは切原にしがみ付いている。
そうですかー。とか適当な言葉を返す切原。
そのうちに他のレギュラー陣が部室に集合。
ですが、は切原から離れる気配はありません。
最初の餌食は切原だとでも言いたいのか。
「だーっから、俺はプレゼントなんか持ってませんよー・・・」
「・・・そこを何とかしろよ、赤也!!」
「命令形とかで言われても無理っスから!!」
何もなければ無理なのも当たり前だ。
そこを何とかしようとするは凄いと思う。
「じゃぁ・・・ヤギュ」
「無理です、何も持ってません」
「早いよ、ソコー」
いまだ切原にくっ付いたままのが言う。
いい加減、切原から離れてやって下さい。
ギャンギャン言ってる中で、柳は真田に目が向いた。
「そういえば、今日はの誕生日だったか」
「・・・あぁ、そうらしいな」
「何だ。弦一郎でも忘れていたのか?」
「・・・・・・・朝一番に俺の家に来れば忘れていても思い出すがな」
そうです。
本日さんは、真田の母に祝ってもらうために真田の家に行ってきたのです。
流石だな。
「なーなー・・・れんじぃは何かねぇの?」
「ほう、俺にもせがむか?」
「そりゃぁ、勿論」
にっこり、とが笑んだ。
そんなに笑むぐらいプレゼントが欲しいのか、こいつはっ!!
「・・・しょうがない、ほら」
はい、と渡されたのは鉛筆だった。
その鉛筆は柳の使いかけのものと見た。
「・・・え、マジで。コレ?」
「いらないなら良いが・・・?」
「否イイです。これがイイですっ!!」
柳の鉛筆を強く握って首を縦に振った。
そして、その鉛筆を大切そうに鞄の中へとしまった。
ノシッ
「うっ、その重みは・・・ニオニオメーン?」
「おー。ご名答じゃ」
の背に乗った仁王。
それを重さだけで理解した。
何ていうか・・・凄いな。
「俺からのプレゼントはこの重みっちゅーことで」
「最悪じゃんっ!!」
「ついでに・・・ほれ」
「ん・・・?」
「ジャッカルが、日直で遅れるらしいけぇコレ貰ってきたぜよ」
と言って、仁王はに缶コーヒーを渡した。
しかも、ブラックです。
「飲めねぇっ!!」
残念なことにはブラックコーヒーが飲めませんでした。
カフェオレなら飲んだのに・・・。
と、は少し残念そうです。
そしてそのコーヒーは仁王に返しました。
「あとで、ジャッキーにメールするか」
「せんぱいっ!!」
「んぁ?」
「俺、一応考えたんスけど・・・」
ちゅっ
という効果音。
これはどう考えてもキッスの音です。
切原は何も考え付かなくて、どこかの漫画で見た頬チューをにやっちゃいました。
それを見た奴等・・・。
怒らないわけがないのだが・・・。
「赤也・・・ソレはねぇっしょ?」
「ありですよ」
「じゃ、ユッキーにメールして聞いてみよーっと」
「はぁっ?!!ちょっ、それだけは勘弁してくださいーっ!!」
後書
ジャッカル御免。本気御免。
削った結果なくなりました。最低。
ユッキーはまだ入院中の感じで書きました。
決して忘れてたわけじゃないのよ!