いきなりですが、今日からは旅に出ます。


























プロローグ - 旅 -
























「全部そろったし、いくか!」





と独り言を言った後に靴を履き、部屋の外へと出ようとノブに手をかけた瞬間。















ドガッ















「?!・・・まさかっ」





不思議な音を外からキャッチしたので、出るのをやめてドアをおもいっきり封鎖した。















ガッチャン・・・ガタガタッ















ドアのノブが外から無理やり開けさせようと必死になっていることがよく解った。
でも、ここで開ければ全てがEND。終わってしまうのだった。





フと気付くとその不思議な音が鳴り止んでいた。
そろそろ、諦めて帰ったのか?と思い安心していると















ピンポーン・・・・・















「今頃チャイムならしても遅いっつの!!」





普通にチャイムを鳴らされたことに激怒した。
その後すぐに、ドア越しに相手がに言い出した。





「・・・そういうな。チャイムは礼儀だろ?」

「ってか、アンタが始めに不思議な行動とるから悪いんだろ?!」

「お前も悪い。部活をサボろうとしてたんだからな。」

「ぃーや。やってないし。ただアンタから逃げようとしてただけだし?





自分は間違っていないといい続けるかのように言った。
しかし、相手がその訴えを聞いていたのか聞いていなかったのかは解らないが





「それより、早く部活に行こ・・」

解れよ!!アンタと一緒に行きたくねぇっての!」

「早くしないとおいてくぞ?」

「・・・・つか、おいてけよ。」

「そんなことを言って、またサボる気なんだろ?」

「・・・・・・サボったことないっての。」





イライラが募ってきたが、此処でドアを開ければヤツと一緒に行く破目になる。
それだけはまのがらなければならないので、必死に感情を押し殺していた。





「今日こそはサボろうとか思ってるんだろ?」

「それはないし。部活案外楽しいしね」

「じゃぁ早く一緒に・・・」

だー!!だから一緒に行きたくねぇっての!」















長い長い討論のうち、そうかと相手が降参したかのような声で言ったので
は、やっと旅・・・いやいや自由行動で部活に行けると思った。





「んー。後から、追うから先に行っといてねー」

「了解だ。先に行っておく」





と言った相手がこの家から遠ざかったのが解ったので、一瞬で準備物を変更した。

























そして、再度出発の時間を迎えた。





「よぉし!今日こそ一人で気ままに行けるしなー。」





ニシシと顔がずっとニヤケタままだったが、気にしない。
じゃぁ行ってくると誰もいない部屋に一言だけ言って、外へ出た。





「ぅーん・・・。やっぱ一人で行くのは最高ー・・・。」





伸びをした後、玄関の鍵をかけてしゅっぱーつと何故か子供のように叫んで
最寄の駅まで走ったり歩いたりすることにしたが




















「案外・・・遅かったな。」





?!・・・つか、何故にアンタ家から2分の所にいるんだよ?!

「ぃや。先に行ってろと言われたが、やはり心配でな」

「心配結構だし!!ぅん。マジでそんなんいらんし!」





いいじゃないかと言っては捕獲されて、学校までの距離をともに行動した。