あの騒がしい日が過ぎ去ろうとしています。
第三十ノ十四弾 - 終末 -
「・・・はぁ」
昨日の騒がしかった武道会は勿論今日まで続かない。
は部屋の掃除をしている間にも溜め息を数回。
「・・・まったく」
ドアの前でを見て溜め息を付く奴等が3人も居た。
「仕事になってないな」
「プリッ」
理由は勿論、何度言っても仕事をしないから。
午前中だけでも何度言ったことかだかは解らない。
そんな時でした、ヤツがやってきたのは。
「・・・?!!」
何かに反応したはクローゼットの中へと逃げ込んだ。
開けられると逃げ道が無い事がわからないのだろうか。
その反応を見た3人は窓のほうへと行った。
そこに有ったのは1人の人。
「あー。もうホンット面倒なんスけどねぇ・・・ぁ」
「「「あっ・・・武道会の」」」
お互い指を指しあった。
そう、やってきたのは切原だった。
しかも、切原はあのシューズを持っていた。
そのシューズに、いち早く気付いたのは野牛・・・否、柳生だった。
「アナタが如何して此処に?」
「ん?・・あぁ、コレの持ち主探しに行けって言われたんスよねー」
切原の言ったコレとは勿論、シューズのこと。
そして、切原は面倒だっつーのなどと言葉を吐き捨てる。
面倒でも、そこまで人前で言う事でもないですよ、切原君。
「ってわけで、すんません」
3人に近寄っていき、一番近くに居た柳の足を上げようとした。
「・・・何だ?」
訳がわからない柳はとりあえず足に力を入れた。
これでは、いくら切原でも柳の足を上げることなど出来ない。
「シューズ・・・履いて下さい」
柳の足を上げることが出来なかったので、頼んだ。
すると柳は「そういうことを先に言え」と不満そうに言った。
何がそんなに不満なのかは良く解らない。
「・・・だが、これは履けないな」
靴のかかとを踏んだ状態で柳が答えた。
それを見た切原は溜め息を一度ついた。
そして、次に柳生にシューズを履くよう言った。
「普通、俺が先じゃろう?」
「何言ってんスか、順番っスよ」
切原はバッと指差した。
切原の言った順番とは、切原に近い順のこと。
だから、設定上の年齢は無視してます。
「では、お先に・・・」
だが、皆が思ったとおり、柳生がシューズを履けるわけも無かった。
その当たり前の結果を目の前に、此処に居る奴らは笑い耐えてます。
そして、柳生はワナワナと震えています。
「・・・ハハッ」
「「「「?」」」」
笑い耐えてるだけあった、少しだけ静かだった部屋に笑い声が聞こえた。
その声の正体ぐらいわかる。
そして、柳生はクローゼット目掛けて何かを放り投げた。
ガッコン
投げられたものは、見事にクローゼットに当たった。
だが、そんなことで中に居るが痛い思いをするわけも無い。
故に未だに笑い声が聞こえている。
しかし、そんな笑い声を無視した切原は
「んじゃ、次いってみよー」
シューズを片手に手を上げた。
うん、まるっきりを無視する気だよ。
「では、最後ですね」
「まぁ・・・入るわけないじゃろうけど」
コトリと床の上に置かれた靴は仁王の目の前。
そして、入るわけも無いシューズに足を通す仁王。
「狽チ・・・?!」
そして、指先だけ足を入れた瞬間に仁王の顔に変化があった。
その顔にいち早く気付いた切原は仁王に問いかけた。
「んぁ?・・・何変な顔・・っ?!」
そして、足元を見た。
そう、何故だかシューズに仁王の足が入りそうな雰囲気です。
しかし、そんなはずはない。
だから、切原は仁王に目で合図した。
その目に答えた仁王は、スッとシューズの中へを足を入れる。
「・・・・ぁ」
気付いた時、すでに遅し。
シューズにはピッタリと仁王の足が収まっている。
「・・・お、お城までご同行願えます?」
「んへ?!」
シューズの入ってしまった仁王に、切原が手を差し伸べた。
こうなってしまってはショウガナイ。
仁王も切原にあわせた。
「・・・よかよ」
すこしだけ笑んだ仁王は外へと出た。
そこで、幕は閉じた。
そのことを知らないのは一人だけだった。
後書
最後だけ笑ってくれれば有り難い(ぇ)
実際、何を書きたかったのかよく解らない一品。