部室にようやく全員集合です。
第三十ノ弐弾 - 意見 -
「意見ある人は手ぇあげろー」
バンバンと机を叩きつつ、この場をまとめようと努力する。
そのの言葉を聞いたと同時に、切原は手を上げながら自分の意見を言った。
「はいはーい!!俺は店出したいっス!!」
「んなら、やっぱ売店だろぃ!!」
ヤンヤヤンヤと騒ぐ二人に、は少し黙ってろと注意をした。
だか、そんな事で二人が黙るわけが無い。
「ちぇー。意見言ってやったのによー」
「俺等必死に考えたんスけどー」
二人がかりでのブーイングが始まった。
しかし、だってこんなところでヘコたれている場合ではない。
今はには・・・やるべき事があるのだから!!
「・・・れんじぃー、あいつら窓から放り出していい?」
「「(先輩)?!!」」
自分たちがブーイングをやった所為の罰でも、こんな風な答えが返ってくると何だかんだでショック受けます。
そして、多分柳は駄目だと返事をしてくれると思いながらも、柳の答えを待つ切原と丸井。
ついでに、柳の答えで如何動くのかが決まる。
すなわち、三人とも凄く緊張しながら柳の答え=ジャッジメントを待っている。
「ドアにしろ」
判決は窓ではなくドアだったが、有罪。
「「?!!!」」
「んじゃぁ・・・ドアで」
柳の返事を聞いたので、は早速行動開始といわんばかりに二人の方へ歩み寄る。
ガシッ
が二人を捕まえる前に、自体が捕まってしまった。
そして、その捕まえた張本人は仁王だったので、は何?と聞いた。
「そいつ等無くなったら、誰が意見出すんじゃ?」
「ぇ・・・ヤギューとか?」
と少し迷った後に言って、は柳生を指差した。
だがしかし、仁王は顔を横に振りには聞こえるように言った。
「柳生が面白い出し物言うと思っちょう?」
「ぁー・・・そっか」
なるほどと納得して、二人はいたずらっぽく笑っていた。
すると、背後からなにやら異様な気配を感じて振り返ってみると
「聞こえてますよ、二人とも」
と仁王の会話は柳生にキッチリと聞こえていた。
なのでお決まりの天誅もくらいました。
今回は不公平が無いように、同レベルの痛さでした。
まぁ、『には』聞こえるように言っていたので、その他の人にも聞こえていてもおかしくなかったのですよ。
「・・・いたぃ;;」
「俺のほうが痛そうな音出よったぜよ;;」
と仁王の二人でも、柳生には一生勝てなさそうです。
そんなわけで、とりあえずもう一度初めからミーティングを始める事にしたのだが
が司会進行すると進まないので、幸村が話を進めることにした。
「つか、何時戻ってきたんだよ?!!」
先日までは、確かに病院に居たはずの幸村が此処に居たことに驚きを隠せないジャッカル。
というか、ジャッカルが驚き隠すのはよっぽどのときだけだろう。
「昨日なんだけど、ジャッカル知らなかったの?」
「あぁ、ジャッカルまで連絡がいってなかったんだろう」
哀れジャッカル・・・真田でも何とか部室に入る前に知ったんだよ。
「じゃぁ、一応さっきのブン太と赤也の意見は売店でいい・・・よね?」
「「いい(っス・ぜ)」」
と二人共から了解の返事が返ってきたので、ホワイトボードにキュキュッと書いた。
「フフッ。ジャッカルの頭を擦ってるみたいな音が出るね」
「秤エかよ?!!」
とりあえず話が進まないので、ジャッカルのツッコミを皆は無視した。
そんなジャッカルがあまりにも可哀想だったので、が頑張れーと適度に励ましておいた。
「それじゃぁ、次の意見・・・ない?」
流石に、一つだけでは多数決も取ろうに取れないので、幸村は聞いた。
その幸村の問いに、真っ先に手を上げたのはだった。
「はいはーい。舞台使おうぜ、ぶーたーいー!!」
「俺もそれやりたかよ」
と、仁王は軽く手を上げてアピールした。
丸井と切原に対して、と仁王は舞台発表を希望した。
しかしその発言くらい付いたのは、丸井だった。
「つーか、舞台発表ってダルくねぇ?」
プクーと風船ガムを膨らまして、不満そうに言った。
確かに、舞台発表だとサボれる奴も出てくるし
準備と何かと必要なので、丸井の言葉に切原とジャッカルが賛成した。
今頃ですが、真田と柳は結構どちらでも良いようです。
ついでに柳生は舞台派です、そして幸村は売店派です。
「フフーン、そんなダルい舞台発表・・・誰がすると思うんだよ?」
ニッヤと笑って、が答えた。
「今年のテニス部の出し物は凄くしてやるよっ!」
後書
ぅーゎーぁー・・・。
如何にかしてよ、この阿呆子を(オイコラ)
まぁ、結構前々からこんな展開の話し書きたかったんですけど、長すぎじゃん(爆)