装画 門坂流   new printing
     (単行本)     装丁 中島かほる  (文庫本)

『百年の預言』(朝日新聞社、朝日文庫)
2000年3月朝日新聞社より刊行された長編恋愛小説。
朝日新聞朝刊紙上にに'99年7月27日〜'99年9月5日に連載された。
ルーマニア革命を背景に描かれ、
百年前の楽譜の謎をめぐる
日本人外交官とバイオリニストの恋愛小説。


 装画 木下恵介   カバー装画中山尚子
(単行本) 装丁 新潮装幀部   (文庫)                   

『燃える塔』(新潮社、新潮文庫)
2001年2月新潮社から刊行された長編小説。
『新潮』紙上、6年にわたって4度書き継がれた著者の父を題材にした小説。
「眠れる月」'93年4月号、「海からの客」'94年6月号、
「鳥たちの島」'95年10月号、「燃える塔」'98年8月号に掲載された。


 装画 佐野ぬい  装画 マツモトヨーコ
(単行本)  装丁 野崎麻理   (文庫)  カバーデザイン野崎麻理

『妖しい風景』(講談社、講談社文庫)
2001年4月講談社から刊行された著者6冊目のエッセイ集。
'96年12月〜'01年3月に各誌に掲載されたエッセイが収録されている。


  装画 竹内浩一
             装丁 菊地信義
     (単行本)  題字 榎本蓼華

『満水子』(講談社)
2001年10月講談社より刊行された長編小説。
「東京新聞」「中日新聞」「西日本新聞」「北海道新聞」紙上に、
'00年5月8日〜'01年5月6日もで連載された新聞小説。
連載当時の『満水子 1996』を改題。
中年の主人公が満水子という女の謎に振り回され呑み込まれていく恋愛小説。


       装丁木村裕治 カバー写真 宮下正樹
                              カバーデザイン 野崎麻理

(単行本)              (文庫本)


『エフェソス白恋』(文化出版局、講談社文庫)
2002年10月文化出版局から刊行された長編小説。
トルコの遺跡エフェソスを舞台に、
大学教授と人妻の一夏の恋を描く。
真っ白な装丁にエンボス加工された題字。
中もふんだんに写真が掲載され、
色とりどりの文字で印刷されたお洒落な1冊。


                      装丁 中島かほる
                            装画 安達亜衣子『ふりつもる曖昧』

『罪花』(文藝春秋社)
2003年4月文藝春秋社より刊行された、
女が犯す罪をテーマに描かれた作品集。
『灰色の夢』「別冊文藝春秋二〇七号」、
『フェイク』「別冊文藝春秋二〇九号」、
『夕陽の赤』「別冊文藝春秋二一二号」、
『囁かれた女』「別冊文藝春秋二一四号」、
『落ちたトマト』「別冊文藝春秋二一六号」、
『花に刻め』『オール讀物」平成十五年二月号にそれぞれ掲載された。


                       装丁 中島かほる
                             装画 建石修志

『ナポリ魔の風』(文藝春秋社)
2003年10月文藝春秋社から刊行された長編小説。
『文学界』平成十四年三月号〜平成十五年三月号に連載された。


          装丁 菊池信義
             装画 飯野和好


『マイマイ新子』(マガジンハウス社)
2004年9月30日マガジンハウス社より刊行された、
子供から大人まで読める長編小説。
『クロワッサン』616号(2003年7月10日)〜641号(2004年7月25日)に
飯野和好氏のイラストをふんだんに使ったカラフルな紙面で連載される。
著者の子供時代を題材に、戦後間もない経済的には貧しくとも、
豊かな現在が失ってしまった様々な大切なものを持っていた懐かしい時代を、
哀歓をもって描いている。