行動と矛盾する小泉演説


小泉演説を否定した韓国首相の演説に理がある

中国での反日デモをうけて過去の戦争の謝罪演説を行った小泉首相だが、単に「村山談話」を引用しているだけで、自身の言葉に欠け、さらに靖国神社参拝は肯定し続けているところに日本政府としての矛盾があることを認識していない。韓国首相の主張するところは、行動がともなわい言葉は無意味であるということで、あらゆる人間生活にあてはまるものだ。演説批判を通して日本の常任理事国入りに反対するのが目的であるとしても、靖国神社は戦犯と一般市民を同じくまつっているところに問題があるということを国際感覚として敏感に反応すべきであろう。宗教の問題ではない。ドイツはヒトラーと一般のドイツ国民戦没者を同じ墓でまつっているのだろうか。


土 - 4 月 23, 2005   04:40 午後