偏向報道の実態を知るために


堤未果さんの講演を聴いて、マスメディアの偏向報道の恐ろしさを実感した。昨日も書いたけど、米国で911テロを隣のビルで間近に体験した堤未果さんは、実行犯と思われる人たちの顔写真リストが毎日毎日報道され続けることに疑問を感じ、もっと詳しく知りたいとインターネットで情報収集に努めた。

ところが、重要な事実だと思ってブックマークした記事は、どんどん削除されていたという。まるでSF映画のようなことが起こって、ほんとうに怖かった、という。講演を聴いているほうも怖くなった。

テロの実行犯は、あなたのすぐ近くに潜んでいるという報道がくりかえされ、一般市民は疑心暗鬼に陥り、近隣のイスラム教徒全てが敵視されていった。

さらに、911テロ後は「テロとの闘い」のスローガンのもと、愛国者法が制定された。愛国者法は、誰でも犯罪者に仕立てることができる法律だという。

どこかで聞いた話だ。

小沢問題で大騒ぎしている間に、国会では重要な法案が可決された。
草薙君が深夜に裸で大騒ぎしている間にも、重要法案が可決されていたそうだ。

国会会期中に、マスコミが一斉に大騒ぎするときには、そのウラで重要な法案が可決されていることが多いという。


日 - 2月 21, 2010   07:55 午後         |