阪神タイガース株


村上ファンドが株式を取得して、阪神タイガース株の上場を提案し、世間を騒がせていますが、その真意はどこにあるのだろうか。

株式に関してはまったくの素人なので、単なる憶測にすぎないが、単に金儲けのために動いているようではないという気がする。

サッカー界がJリーグを作ったとき、企業の冠を排して徹底した地域主義を導入した。これに関しても詳しいことは知らないが、それが世界の常識なのかもしれない。おかげでJリーグを頂点とするサッカー振興の地域ピラミッドが形成され、厚い選手層に支えらて短期間にワールドカップに出場できるまでの実力をもつに至った。

しかし野球界は旧態依然としてるは、昨年の騒ぎを見ていてもわかる。村上ファンドはそれをなんとかしようと考えているのではないだろうか。

ライブドアがニッポン放送株買収劇でやり玉にあがったときの報道で、株式を小額に細分化して個人投資家が購入しやすいようにしてきた、と聞いた。ならば、阪神タイガース株も小額にしてやれば、タイガースファンは買うんじゃないか。ファンが株主の球団って、なんかすばらしいじゃないですか。

それによって球団も強くなり、プロ野球全体を繁栄させるためだったら、良いと思うんだけどな。


火 - 10 月 11, 2005   08:34 午後