ビル駐車場の警備員の横暴


京都の烏丸通りの歩道を3人で喋りながら北上していたら、前を歩いていた女性の胸元にいきなり赤い警告灯が差し出された。あまりに突然だったのでぶつかりそうになった。

警備員が、ビルの駐車場にトラックをバックで誘導している最中だったようだが、歩道を歩いていた我々はそれとしらずに歩いていたら、突然なぐりかかるように行動を制御してきたのだ。

ちょうどその女性の横あたりを歩いていたN氏はつんのめるようになってしまって、そのまま振り返り、激怒して血相をかえて警備員に食ってかかった。殴り掛かるのではないかと心配するほどの勢いだったが、殴ってもよかったかもしれない。

当たりまえだ。どうして歩行者を無理矢理止めさせて車を誘導しなければならないのか。逆だろう。車を止めるべきじゃないか。

警備員がしなければならないのは、歩道上を歩く歩行者の安全確保のハズだ。よくみると1台のトラックの誘導に4人もいた。それぞれ役割分担いて安全を確保すべきなのに、トラックにばかり気をとられていたようで、歩行者に待ってもらうのを忘れていたようだ。歩行者がトラックの進路に入りそうになった瞬間に気づいて、あわてて差し止めたといったところだ。

非はあきらかにその警備員にある。しかし警備員は謝ろうともしなかった。

隣のビル工事のほうの警備員が、N氏の肩をもった。いやいや、誰がみてもその警備員の行為は異常だった。

どこのビルだったか忘れたが、そういう警備員を雇っているといことが、社会的にはとっても恥ずかしい。


水 - 10 月 31, 2007   11:45 午後