久々のお休み


四月が始まって久しぶりに休みがとれたように思う。

というのも、通常業務とは別に、ずーと大会論文の指導を抱えててからだ。学生にとって学会に論文を投稿するは、初めてのこと。しかも卒制しかしてなくて卒論を書いてないから、卒論の書き方を一から指導したのと同じ内容。それを3週間くらいの間で指導しなければならない。つい自分で執筆したくなるのを、ぐっと抑えて、できるだけ学生自身にさせていかなければならない。

ところが学生のスケジュール管理はめちゃくちゃで、当初予定した進度になかなか達しない。もっとも本人にはその意識はなく「やる気」があれば解決できると思っている脳天気状態。困っていたのはこちらだけ。結局、論旨の構築、考えていたことの文章化、表現の工夫、分量の調整など、大幅に手を入れざるを得なかった。なんとか当初の目標とした内容まで到達できた。これなら最初から自分で書いた方がどれだけ楽だったかわからん。

指導しながら昔のことを思い出した。二十数年前、電子投稿なんてなかったから当然郵送で、投稿締切日の消印有効だった。中央郵便局の時間外窓口までいって速達書留にすると深夜12時までならその日の消印になることを知った。つまり、しめきりぎりぎりまで切り貼り作業とかしてたわけだ。

それにしても今年の春は寒い。今日は溜まっていた疲れもあったせいか、風邪をひいたみたいだ。



土 - 4 月 22, 2006   09:33 午前