U-ATA 2.5インチの250GB内蔵ハードディスク


アマゾンでたまたま見つけた2.5インチのWesternDigital製の内蔵ハードディスク。250GBで10,321円だったので、我が目を疑った。最近のSATAならわかるが、U-ATAで250GB? 1万円? データの入力ミスではないか?

PowerBookG4に内蔵できるHDは160GBが最大と思っていただけに、ちょっと朗報。しかも1万円というのは、日立製160GB(Travelstar 5K160 160GB UltraATA)と変わらない。(今調べると5~6千円になっている)

正確には、「WESTERN DIGITAL 2.5インチ内蔵HDD 250GB U-ATA100 5400rpm 8MB WD2500BEVE」と表示されている。さっそくメーカーサイトで確認 すると、ちゃんと製造している。他店の販売価格を調べると、1年前くらいに発売されていてて、当時2万7千円とかしていた。妥当な価格。いい買い物かもしれない。(いま、これを書きながら調べ直すと、価格.comでは、9千円程度でどの店でも当たり前に売っている。前に調べたときは検索ミスだったのかなあ。この値段は見つからなかったように思う)。

いまPowerBookG4に内蔵しているHDは、120GB(日立製)。アップル純正から換装したときには流体軸受け独特の動作音(サーという音)が結構気になったものだ。今やもう残り数GBしかなくて、こまめにバックアップをとって空き容量を確保し続けないと動作が極端に遅くなったりする。

そんなときに、バックアップ用外付HDがクラッシュ。ビデオ編集用にとおもって購入した500GBの外付HDに当面のバックアップを録ろうとおもって、タイムマシーンを利用。その便利さにようやく気づいたのだが、それで内蔵HDの空き容量が確保できるわけではない。やっぱり内蔵HDの容量を増やすしかないと思っていた矢先だ。

これはいい買い物かもしれない。と思ったものの、やっぱり160GBでも日立製のほうが安心できるかなあと思案し、そのときは注文しなかった。

先日、急に思い出して注文しようとしたら、どうやって検索したのか、なかなかその商品が見つからない。

しまった、やっぱりデータ入力ミスか? あるいはもう売り切れた? 

しつこく探し続けてようやく再発見。その場で注文した。商品はすぐにとどいた(先週の土曜日)。

日曜日の夜。ピアノ発表会のビデオをハードディスクに取り込んでいるとき(Mac mini + 外付HD)に、PowerBookG4のほうでは購入した250GBをFirewireで接続してLeopardをインストール。移行アシスタントをつかって内蔵ディスクの情報をクリーンに移行した。今は分解して内蔵するだけの時間がないから、しばらく外付起動で使おうという魂胆だ。

OSのインストは比較的はやく終わったものの、移行アシスタントの実行に時間がかかった。当初、残り7時間とか表示されていたが、コピーの進行とともにに残り時間は常に変動し、実際の残りの参考ににはならない。深夜2時頃からインストを始めたが、朝起きたら終わっていた。

帰宅して、動作を確認。やっぱり、空き容量がたくさん増えて、すっきしりたのか、動作が機敏になったような気がする。X-benchなどで確認すればいいのだろうが、そういう数値的な問題でもないような気がする。たとえば日本語入力時のもたつきがなくなったとか…

内蔵HDはTigerからのアップグレードだったが、今回はLeopardのクリーンインストール。すっきり操作感はそのせいかもしれない。やっぱり新OSに移行するときはクリーンインストールで、移行アシスタントを使うべきだとわかった。

いずれにしても、快適な環境を取り戻しつつあるPowerBookG4。これでiTunesでも心置きなくビデオを観ることができる。あわせて、iPodもミュージックサーバーとして160GBのが欲しい。


火 - 7 月 15, 2008   03:36 午前