ハードディスクが壊れた


バックアップ用に使っていた外付けハードディスク(250GB)が壊れて、認識しなくなった。バックアップのバックアップはとっていない。なんてこった。読み出しができないファイルがあるという前兆があったので、新しく外付けハードディスクを購入して退避しようとしていたところだったのに…

HDを注文したのはVintage ComputerというMac用周辺機器の通販店。古いMacのための周辺機器をたくさん取り扱っていて、いろいろ動作テストもしてくれているので信頼がおける。ただし、実店舗はロサンジェルスなので、注文してから届くまで7~10日を要する。創業セール中は送料無料だったので、はじめて注文してみた。

ハードディスクは、ピアノ発表会(7/13)のビデオ編集のためにも必要だった。今、使っているLaCieの外付HDはポルシェデザインのコンパクトなアルミ弁当箱型。Firewire端子が2つあってデイジーチェーンできるのでとても便利だ。同じものが欲しかったが、すでにメーカー側で製造中止の様子(直販ショップで取り扱っていない)。


LaCieのデザインは新しくなってUSB接続重視になっている。LaCie Hard Disk, Design by Neil Poulton (eSATA, FireWire 400 & Hi-Speed USB 2.0) 500GB が19800円。同じデザインでも、USB接続オンリーものは安くて、750GBで18800円(500GBは品切れ)。



アマゾンではIOデータやバッファローのUSB接続HD(500GB)が1万円強で売っていることを知ると、Firewire接続できて同じくらいの価格のものはないのか、と探し回ってみた。

ようやく、Vintage Computerで、500GBの外付HD(IOGear Z-GHE13C-500 )を12800円で見つけた。このさい、デザインにはこだわらず、機能重視でいくことにして、これに決定。納期もかかるので、早めに注文しておいたハードディスク(500GB)が届いたのは先週の日曜日(6/29)だった。




久々に購入する周辺機器なので、うれしくなって、さっそく通電してみた。

バシッ!

という大きな音がしたかと思うと、あとはもう、ウンともスンとも言わない。ディスクの回転音さえ聞こえない。持ち上げると、カラカラという音がした。心配になって、ケースを開けてみると、なんとハードディスクが入っていなかった。何かの部品が破裂していた。

空のハードディスクケースに通電するとこうなるのだろうか?

さて、困ったことになった。

実は注文したハードディスクは、ケースだけでも販売しているので、出荷時に取り間違えたのだろう。あわててメールした。すぐに社長自らのお返事をいただいた。驚いた。むこうは日曜日(休日)というのに、対応が素早い、かつ真摯に対応いただいた。すぐにハードディスクを送り直す、壊れたケースは返送不要ということだった。返送不要で助かった。

待つこと、一週間。そのハードディスクは、今日届いた。今度はずっしりと重い。

最初に届いた商品が軽すぎることに気づくべきだった。といっても最近、2.5インチのハードディスクをよく扱っていたので、3.5インチのディスクの重量に対する意識が薄れていたから、しかたない。

とにかく、しっかり認識して正常に稼働したので、さっそくバックアップのバックアップを取ろうとしたら、なんと、今度はコピー元となるはずのハードディスクを認識しなくなった。

えっ!

どうしよう。

研究データが入っていたのに。

外付HDは他に3台あって、動画編集等に使っている。どれも残りが数GBになっている。先日、研究データだけでも退避しようとして他のディスクにコピーしていたら途中で読み込めないファイルがでてきてコピーを継続できないエラーがでてた。キャンセルしようとしてもできない。やむなく強制終了した。どうもそれがいけなかったのだろう、それ以後は今日はじめて電源を入れた。

当面は、内蔵ディスクで大丈夫のはずなんだが…

先週は、まだ認識できたのに。ああ、この新しいハードディスクが先週ちゃんと届いていれば、なんとかなったかもしれない。

悔やまれる。

それにしても、また電化製品が壊れたということだ。テレビは壊れても観なければそれでいい。ハードディスクは困る。大変困った。


月 - 7 月 7, 2008   02:04 午前