PowerBookG4チタンのHD換装


PowerBookG4アルミから取り外したHDをずっと放置していたのだが、ようやく2.5インチの外付けハードディスクケースを購入したので、チタンの内蔵HD(20GB)と入れ換えることにした。

購入したケースは、センチェリー製のイッコイBOX 2.5inch USB2.0+FWコンボ(シルバーモデル)。アマゾンで4432円だった。

Mac Proの筐体を模したデザインは、PowerBookアルミとのデザイン上の相性もいいし、USBとFWが両方ついているのもいい。商品自体はずっと前から秋葉館で知っていた。人には勧めていたが、自分でもようやく入手した。価格相応の安っぽさは仕方ない。

外していたHDは、PowerBookアルミで使っていたOSX10.4 Tigerが入ったまま。それを装着して、チタンに繋いで、外付から起動すると、ちゃんと動いた。

OS9の頃は、そのマシン用にカスタマイズされたOSがインストされたので、取り外したHDで他のマシンを起動するには、再インストールするか、マシンを限定しないモードであらかじめインストしておく必要があった。OSXはその必要がないということ。

移行アシスタントを使って、チタンのユーザー環境を外付HDに移そうとおもったら、空き領域が足りなかった。もともとG4アルミの空きが足らなくなって交換したHDだから、それもそのはずだ。不要になっているハズのデータを消していって空き領域を確保し、チタンのユーザデータを外付けに移行した。

ユーザーIDが重複して不具合とか起こさないのだろうか? と、ちょと心配。でもそれは杞憂だった。

すっかり環境を移行した外付HDをケースから外して、チタンに内蔵した。開腹の方法はいたって簡単。裏蓋のネジを外すだけ。裏蓋をとると、すぐにHDの場所を確認できた。アルミ開腹は大変だったのに…

内蔵から起動すると、ちゃんと動く。オーケー!

しかし、内蔵メモリが256MBしかない。やっぱりTigerは、ちょっと荷が重いようだ。Onyxをつかって掃除したり最適化したりしてみたものの、あまり改善されない。快適に使うにはメモリ増設するしかないかな。

それにしても、このチタン。もう7年も前のマシンなのに、特別な作業(動画処理など)をしない限り、十分現役としてつかえる。だからこそ、もう少しメモリを足してあげたいが、古いマシンのメモリは高い。512MBで1万円強する。なやみどころ。


木 - 5 月 15, 2008   11:12 午後