PowerBookG4アルミのメモリをようやく交換


メモリスロットが壊れて下段のメモリを認識しなくなっていた我が愛機のPowerBookG4(M8981J/A)に、ようやくメモリを増設した。1GBのメモリを購入して、正常動作しているメモリスロットの512MBと交換。これで、やっと故障以前のメモリ搭載量に戻って、作業も快適になった。

その間、待ちきれずにLeopardにアップデートしたものだから、余計に日常操作が遅くなった。いくつもの異なるアプリケーションのファイルを開いて作業しているときなど、Finderの動き自体も緩慢で、画面上でのアプリの入れ替わりにも時間がかかっていた。アクティビティモニタでCPUの使用率を監視していると、フル状態が続くことが多かった。

1GBに戻してからは、CPU使用率がフルになることもなくなった。こんなことなら無理してでも、もっと早くにメモリ増設をしていればよかった。

ロジックボード交換ということになると、4万円はかかると思うので、効果的な投資だったと思うことにしている。

購入したメモリは、I-O DATA SDD333-1G PC2700 DDR SDRAM S.O.DIMM。購入に踏み切ったのは、10,380円でアマゾンで売っていたからだ。PC2700というメモリはもっと安いのがある。しかし、PowerBookG4(M8981J/A)用となると、1万5千円くらいしていたので、ずっと二の足を踏んでいたのだ。

実は、M8981は特殊なメモリを使っているらしく、マックメム (マックメモリー専門店)によると、初代PowerBookG4アルミは特有のバスモード Bus Slewing(バス・スルーイング)を持っていて、その仕様に対応したメモリじゃないと正常に動作しないらしい。(でもM8981って初代アルミだったっけ?)

それにしても、どうしてこういうことはアップル(Apple)のサイトには書いていないのだろうか。間違えて買ってしまったらエラい目に遭うではないか。もっとも自分でメモリ交換するくらいの人は、ちゃんと調べてから買うだろうし、メモリメーカー側で対応機種を明記していくれているから、問題はないのだが…

ということで、他のマック専門店をみてみると、Vintage Computerではとくに対応機種の分類をしていないが、価格は1万5千円程度。秋葉館では、M8981に対応してるのサムスン製(11,990円)と対応していないswisbit製(10,490円)があって、対応している方が高い。(最近値下げした?)

ところが最近アマゾンでPC2700の1GBが8千円くらいで売っていたのを見つけて、おもわず買ってしまいそうになったのだが、いや待て、上記のことを忘れていた、と冷静になって、メモリメーカーのサイトで対応機種を検索してみた。8千円のは対応不明。でもたぶん明記していないということはPC用ということだろう。いくつか調べてアイオーデータ製が、しっかりM8981に対応していることが分った。ならば、この価格は安い。

それでも悩み続けること1ヶ月。ところが、生録したナレーションに音楽をかぶせるなど音声データの編集をしていて、イライラが爆発。ついに購入することにした。

下段が生きていれば1.5GBになったところを、1GBの復旧で我慢しなければいけないのが悔しい。


月 - 5 月 19, 2008   11:25 午後