PowerBookG4アルミ15インチのHD換装


年末にPowerBookのハードディスクの丸ごとバックアップを取ったのは、ハードディスクを換装する準備でもあった。年始の家族行事も落ち着いて、すでに仕事も5日から始まってはいるが、三連休の初日となる6日、この日を逃しては3月まで作業ができないかもしれない。と思って朝からHDの換装を行った。

以前、iBookのHD換装 を頼まれたことがある。安請け合いしたのは、PowerBookG3(Pismo)のHD換装をしたことがあるから、同様に簡単にできると思っていたらだ。大間違いだった。キーボードを外してすぐにHDが見つかる仕様ではなかったのだ。あわてて開腹の仕方をネット検索した。

その経験から、PowerBookアルミの開腹方法は事前に調べていた。参考にしたのは以下のWeb情報。先人の勇気と情報提供に感謝。

(1) PowerBook日記の2005年10月20日の記事
【ハードディスク自力交換・前編】一難去ってまた一難去ってまた一難
http://powerbook.livedoor.biz/archives/50156283.html

(2) 上記で参照されていたifixit のPowerBookG4のHD換装に関するページ
PowerBook G4 Al 15"1-1.5 GHz BT 1.1
http://www.ifixit.com/Guide/Mac/PowerBook-G4-Al-15-Inch-1-1-5-GHz-BT-1-1/HD-Replacement

特に(2)は拡大可能な写真付きで丁寧に解説されているので重宝したが、(1)で示されていた最初の難関であるフック留めの解除については、(1)と同様に苦労した。でもそこはあせらずに、じっくりと対応することで、無事開腹。フック解除に1時間はかからなかったが、30分は費やしたように思う。

フック解除ができると、あとは問題なく作業を完了。先日クローンをつくったのと同様の方法で、外付HDからシステムの移行を行った。MacOSXのインスト時にユーザー環境をコピーするさいに表示される残り時間が5時間となるは一緒だったが、実質2時間で終了することを承知しているので、気分は上々。ソフトウエアアップデートを終了させたのが3時頃、内蔵ディスクの容量が増えた喜びに浸った。

でも、そのあと、ちょっと欲を出したのがマズかった。TechTool Proを使って、ファイル断片化とディスク断片化の解消をしようと試みたのだ。MacOSXではデフラグによるパフォーマンスの向上はそれほど多大ではないということは十分承知していたのに、ついOS9時代のくせが出てしまった。というのも、外付HDから起動すると内蔵HDに対する作業が可能になったからだ。

延々5時間、断片化を解消している間、ほかに何もできない。しかも、デフラブ後は起動が極端に遅くなった。あらためてセーフブートによるシステムの最適化をやり直して、ようやく起動が迅速になった。最初からデフラグしないほうが良かった。


日 - 1 月 7, 2007   05:01 午後