Power Mac G4 (AGP) のロジックボード


AGPがどうしてこんなに安値なのか考えてみた。G4用のCPUカードはいろいろたくさん出ているのに、マシン自体はもう使用限界で、今後の継続しように何か支障があるのだろうか。

まずはロジックボードを調べてみた。

G4の仕様の変遷はRj's SkaaRj Page_extra_10 にまとめられていた。たぶん、これが一番分かりやすい。

AGPとGigabit Ethernerは同じというロジックボード(Sawtooth)だが、Digital AudioはUMA-1.5。

1999年11月、Sawtooth Rev.1(AGP)が出荷開始
2000年2月、Sawtooth Rev.2、Firewireターゲットディスクモード搭載
2000年10月、Sawtooth Rev.3(Gigabit Ethernet)、ADC採用。
2001年1月、UMA-1.5(Digital Audio)、バスクロックが従来の100MHzから133MHzへ。

AGPのロジックボードにはADC用の電源コネクタがない。
だからAGPにはADCコネクタ搭載のグラフィックカードを取り付けても、そのままでは利用できない。
http://www.vintagecomp.com/room/mactune/special/AGPADC/AGPADC.html

G4はすべてADCが使えると思っていたのは、大きなまちがいだった。
AGPでADCモニタを使うには、DVI-ADC変換器が必要。だけどアップルストアではもう取り扱っていない。

でも、それだけでDAに比べてかなり安価になるのだろうか?


水 - 9 月 13, 2006   05:35 午前