iMacボンダイブルーのHD交換


ベージュG3で使っていた20GBのHDをようやくiMacボンダイブルーに載せ替えることができた。このiMacはママと子供たちの愛用品。Pantherをインストールしてあったが、ディスクアクセスが遅すぎて使い心地がきわめて悪いかった。

初代iMacはG3/233MHz、メモリは160MB。スペック的にはPantherはきついけど、マルチユーザー環境の利便性を重視してたのだ。Jaguarはとても遅かったけど、Pantherでは少し速くなった。テキストベースの文書処理やWeb閲覧ていどなら充分使える。ところが、ソフトウエアアップデートをしたら、後処理に延々と時間がかかるのだ。CPUも遅いけど、HDが遅いせいだと思っていた。

それまで使っていたのは、メルコの外付HDに内蔵されていたMaxtor製の6GBのHD。もともとのiMac内蔵HDは4GBしかなかったので、MacOSXを使うためにとりあえず6GBを確保したのだが、このHDが遅すぎたようだ。おまけにぎいーぎいーうるさい。

新しいHDはIBM製。詳しいスペックは忘れたが、以前G3の増強のために購入したストレージファイター(?)に付属していたもの。たぶんATA66の7200回転だと思う。結果は良好。とても静かで、アクセスも速くなったように思う。心なしか全体のパフォーマンスが上がったように思う。でもソフトウエアアップデートの後処理が終わるのに時間がかかるのは、それほど解消されていない。やっぱりCPUの問題だなあ。

さて、20GBのHDをフォーマットしてPantherをインストールしようとすると、最初の8GBにしかインストールできない、と警告された。すっかり忘れていた。ベージュG3も同じで、これがold Macのつらいところ。ベージュG3の場合は、XPostFactoをつかっているので8GB制限を取り除いているので、うっかり忘れていた。パーティションを分けて、やり直し。今度はちゃんとインストールできた。

ママと子供たちのアカウントを設定し、古いディスクをベージュG3につないで、ネット上から旧環境を移行した。これも忘れていたが、iMacのネット接続速度は10Mbps。普段、100Mbps対応で通信していたので、通信の遅さにびっくり。ネットを観るときは感じなかったが、大量のファイル転送ではやっぱり遅い。

そして、アクセス権の問題。古いディスクの子供たちのフォルダにアクセスできないのだ。これは、ベージュG3側でアクセス権を修正した。最後に子供の新しいメール環境を設定して完了。実は今回の作業、亮佑に新しいメールアカウントを設定したので、その環境を整備するためだった。

簡単に終わるはずだったHD交換だったが、お昼すぎに取りかかって、途中えべっさんに出かけて放置したりしたので、作業が終わったのは深夜だった。そうそう、OS9の環境は、そのままファイルコピーで復元。やっぱりこれはとても便利だったとあらためて思った。


月 - 1 月 9, 2006   11:18 午後